2016年11月30日

気持ちよく眠るために必要なこと。その3

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では、冬場でも寝室内を18℃以上にして
一定の温度の幅に納めるためにはどうすればいいのでしょう?

もっとも効果的な方法が、住まいの高断熱化です。
寝室全体を高断熱化、欲を言えば住まい全体を断熱材でくるんで、
冬場でも熱が逃げにくい環境を作るのです。

たとえば、築30年程度のお宅で考えてみましょう。

金沢で30年前の家だと、窓は1枚の単板ガラス、
断熱材はほとんど入っていないか、よくて壁にうすい50ミリ程度の断熱、
天井に50〜100ミリ程度の断熱、床はそのまま(無断熱)
・・というお宅が多いかと思います。

この状況だと、冬場に暖房をガンガンつけていても、
窓から半分の熱が逃げてしまいます。
具体的には窓から48%、屋根から6%、床から10%、外壁側から19%、
すきま風などの自然換気によって17%という順になります。
一番熱が逃げやすいところで結露が起きるので、
窓を見れば一目瞭然ですね。

そこで一番熱が逃げやすい窓を高断熱サッシにします。
一番手軽なのは断熱効果の高いLOW-Eペアガラスを
今ある窓の内側に設置すること。
(「内窓設置」といいます)
可能であれば今ある窓を取り外して、
新築同様の樹脂サッシに交換することをお勧めします。
(「外窓交換」といいます)
これによって断熱効果は大きく上がり、
室温の低下を防いでくれます。

このままでは、相対的に断熱の落ちる外壁側や床で結露しやすくなるので、
できれば外壁側や床下も断熱材を施工してください。
寝室が1階にあるなら床下の断熱材も必須です。
寝室が2階の場合は、天井裏にも断熱材が必要ですね。

一番施工しにくい外壁側の断熱材は、
外壁工事のついでに行うことで内装を傷めることなく
しっかりと断熱化することができるのでお勧めです。
十分な量の断熱材を施工することによって、
外気温の影響を減らし室温の低下を防いでくれます。

外気が室内に伝わることで発生する結露やカビも発生しにくくなるので、
アレルギー症状を持っている方でも熟睡することができます。


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2016年11月29日

気持ちよく眠るために必要なこと。その2



不眠の原因として挙げられているのは、ストレスや病気、生活習慣などですが、
意外と見逃されるのは「寝室の室温」です。

実験によると布団や毛布を重ねることで室温3℃までなら一応は眠れるそうですが、
室温が低いと呼吸によって体温が下がり、睡眠の質が極端に悪化してしまいます。
また布団や毛布を重ねすぎると、寝ている間に寝返りを打ちにくくなるので、
そのこと自体が快適な睡眠を妨げてしまいます。

実は人が眠りにつくのは、体温が低下した時。

だいたい夜の9時頃から体温が低下し、
それに代わって睡眠を促進するホルモン『メラトニン』の分泌が高まります。
そして、明け方の6時頃になると体温は上昇し、
反対にメラトニンの放出が抑えられて目が醒めるのです。

この身体のリズムを外界からの刺激で崩してしまうと、
不眠の原因になってしまいます。

特に50歳以上の方の場合は、寝室の暖房がもったいなく感じるため
布団を何枚を重ねたり衣類を重ね着する、
湯たんぽなどで布団の中だけを温める傾向が強いのですが、
布団の中と部屋の温度に大きな差があると、
夜中に目覚めてトイレに行きたくなることが増えていきます。

仮に布団の中が快適と言われる33℃だったとして、
真冬に目覚めて布団を出たときの室温が10℃程度、
廊下に出ると5℃〜8℃、トイレの中は5℃程度と、
20℃以上の温度差があると血圧が一気に急上昇して
ヒートショックを起こしてしまいます。

実はトイレやろうかで倒れる方ってけっこう多くて
脳卒中や心筋梗塞の危険が高くなります。

快適に眠ることができる室温は、冬場であっても18〜23℃の範囲が目安です。

冬場の室温がこの範囲なら布団を何重にも重ねたりしなくても、
布団の中は快適温度と言われる33℃程度にできます。
また室温が18〜23℃の範囲にあれば、
呼吸を通じて気管や肺の中に入る空気も冷やされません。

寝ている間も自然な寝返りを妨げることもなく適切な体温調整もしやすくなり、
快適に深い眠りにつくことができるのです。


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2016年11月28日

気持ちよく眠るために必要なこと。その1

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 めっきり寒くなりましたが、みなさんちゃんと眠れていますか?

このところ不眠症の方が増えているそうです。
不眠症とは、「寝付けない」「何度も目が覚める」
「目覚め後も身体がだるい」「熟睡できない」などの症状が慢性化して、
日常生活に支障をきたすレベルにある状態をいいます。

不眠症は、近年のストレス社会により益々増加傾向にあり、
日本国民の5人に1人の割合でその症状に悩んでいる人がいると言われています。
逆に言えば、誰にでもなり得る症状といってもいいでしょう。

不眠症の原因とされるものはとても多くて、、、
まずは、ストレス。
脳の神経回路が常に緊張状態に陥り、
体が休みたいと思っているのに脳が休ませてくれないという
自律神経の乱れが生じ、休まなくてはならない時間になっても
いつまでも興奮状態が続くために眠れなくなってしまうケース。

次に、病気の症状によるもの。
頻尿傾向の症状や花粉症、風邪やインフルエンザによる関節炎など、
季節的なものや一過性のものから、
糖尿病、心臓病、膠原病やリウマチなどの体の痛みや倦怠感を伴う疾患、
怪我などの外傷でも不眠状態になるケース。

うつ病やパニック障害によるもの。
他にも過度の飲酒や、薬の副作用が原因になることも多いそうです。

それからスマートフォンやタブレットなどの液晶画面は
交感神経を刺激するブルーライトが多く、
これが入眠を妨げることもあるそうです。
こちらは当てはまる人が多いかもしれませんね。


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2016年11月27日

冬のドライブを安全にする工夫。その3



3.車間距離を夏の倍ほど空ける。

スタッドレスタイヤのところでも触れましたが、
気温が下がる冬はどんな高性能な市販タイヤを履いても
夏に比べて止まるまでの制動距離が伸びてしまいますので、
夏と同じような車間距離のままだと、
前の車が急ブレーキを踏んだだけで追突してしまいます。

さらに雪が積もっていればなおのことですが、
一見乾いているように見えても、
「ブラックアイス」と呼ばれるアスファルトの表面が
うっすらと凍っている路面に出会うこともあります。

氷の上ですからいくらブレーキを力一杯踏んでも
車は止まらずにまっすぐそのまま進んでいきます。
タイヤが完全にグリップを失った状態ですから
どんなプロドライバーであっても、追突を避けることはできません。

そのような悲劇を唯一避けられる方法が車間距離を十分に空けることです。

車が追突しないようにできる車間距離は、
夏の晴れた日であっても最低2秒分の距離は必要です。

時速40キロであれば22m、60キロなら34mです。
実際にはそこまで空けていない方が多いと思いますが、
せめて夏と同じようには止まれないという自覚を持って、
例え晴れた日の日中であっても夏の倍ぐらいは車間距離を空けてください。

それだけでも追突事故をかなり防ぐことができます。

冬はたとえ雪が積もっていなくても、
視界が悪い日が多くなったり、制動距離が長くなりがちです。
車間距離をふだんの倍以上空けて、
余裕を持って止まれるようにしておきましょう。

今回のお話をまとめます。

●雪が降らなくてもスタッドレスタイヤに替える、
●日中でもライトを点灯させる、
●車間距離は夏場の倍以上空ける、です。

みなさまが安全に運転できて
悲しい事故が1件でも減るように心からお祈り申し上げます。

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2016年11月23日

冬のドライブを安全にする工夫。その2

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2. 日中でもライトを点灯させる

冬の北陸は日照時間も短く、特に曇りや雨の日は
どうしても視認性が落ちてしまいます。
カーブミラー越しに近づく車が見えにくかったり
歩行者や自転車からもわかりにくい状況が生まれます。

交差点であやうく自転車や車と接触しそうになったり・・と
ヒヤリハットの経験は誰にでもあるだろうと思います。

そのリスクを少しでも下げる工夫が
日中でも曇りや雨の日にはライトを点灯させることです。

私自身、朝夕の仕事の行き帰りには実行していますが、
これは本当に効果があります。

ライトを点灯させることで、周囲の歩行者や自転車はもちろん
脇道から出てくる車や隣の車線を走っている車からも
自分の車の存在をアピールできるので
「あっ、車が近づいてくるな」と
しばらく待っていてくれることが多いのです。
結果、ヒヤリハットの経験が大いに減りました。

たとえカーブミラー越しやサイドミラー越しでも
車が近づいてくることがすぐわかるので、
狭い路地裏や住宅街のちょっとした交差点でも
安心して通り抜けることができますし、
流れの速いバイパスであっても
遅い車がいきなり自分の車の前に出てくるリスクを
減らしてくれるのです。

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すでに一部の車に搭載されているオートライトなら
北陸の曇りや雨の日でも点灯してくれるのですが、
現在道路を走っている車の大部分は、ライトをつけるかどうか
ドライバーの意思にゆだねられているのが現状です。

積極的にライトを点灯させることで
望まない事故を少しでも減らしていく方が合理的でしょう。
冬道では晴天時以外はライトをつけるぐらいにしておいても
決して損はありません。

ぜひ積極的にライトを点灯させてください。


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2016年11月21日

冬のドライブを安全にする工夫。その1

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先日、愛車の車検整備を受けるために
トヨタのディーラーに行ってきました。
新車で購入してちょうど5年経ったことになります。
うーん、けっこうあっという間でしたね。

基本的には毎日の通勤と子供の送り迎えだけ・・と
あまり距離を乗っているつもりはありませんでしたが、
総走行距離は69,000kmだったそうです。
けっこう乗っているもんですねー。
(ふだんは給油ごとにトリップメーターをリセットしているので
 あまり気にしたことはありませんでした。)

気になるところをいろいろと交換したり、
光軸の調整をしてもらったりして、
ついでにスタッドレスタイヤに交換してもらいました。

これでいつ初雪が降っても大丈夫!

そこで今回は、冬のドライブを安全にする工夫をお話ししていきます。

1.タイヤをスタッドレスタイヤに替える

「そんなの当たり前じゃないか!?」という声が聞こえそうです。(^_^;)
問題は「いつ頃から替えるか?」ということです。
毎年冬用タイヤに替えているはずの北陸の人であっても
雪が降るギリギリまで替えない方が多いのが現状だと思います。

でも、これはかえって危険なんですねー。
タイヤには温度特性というのがあって、通常の夏用タイヤの場合
気温が45℃辺りまでグリップ性能が落ちないように作られています。
反面、気温がどんどん下がり7℃を下回るようになると
タイヤのゴム質が硬くなりブレーキ性能が極端に落ちてしまいます。
さらに硬くなったゴムはすり減りやすくなるので
むしろ不経済でもあります。

一方のスタッドレスタイヤは元々低温でも硬くなりにくいゴム質で作られており
気温7℃を境に夏用タイヤよりもブレーキ性能で勝ることになるのです。
また低温時であればスタッドレスタイヤでもすり減りにくくなるので
タイヤを長く持たせるという意味でもスタッドレスタイヤに交換しておく方が
むしろ経済的というわけです。

比較的気温が高い北陸であっても、11月の下旬になると
最低気温が7℃を下回ることが増えていきます。
たとえ雪がまだ降らなくても、確実に止まれるように、
今のうちからスタッドレスタイヤに替えておきましょう。


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