2016年11月27日

冬のドライブを安全にする工夫。その3



3.車間距離を夏の倍ほど空ける。

スタッドレスタイヤのところでも触れましたが、
気温が下がる冬はどんな高性能な市販タイヤを履いても
夏に比べて止まるまでの制動距離が伸びてしまいますので、
夏と同じような車間距離のままだと、
前の車が急ブレーキを踏んだだけで追突してしまいます。

さらに雪が積もっていればなおのことですが、
一見乾いているように見えても、
「ブラックアイス」と呼ばれるアスファルトの表面が
うっすらと凍っている路面に出会うこともあります。

氷の上ですからいくらブレーキを力一杯踏んでも
車は止まらずにまっすぐそのまま進んでいきます。
タイヤが完全にグリップを失った状態ですから
どんなプロドライバーであっても、追突を避けることはできません。

そのような悲劇を唯一避けられる方法が車間距離を十分に空けることです。

車が追突しないようにできる車間距離は、
夏の晴れた日であっても最低2秒分の距離は必要です。

時速40キロであれば22m、60キロなら34mです。
実際にはそこまで空けていない方が多いと思いますが、
せめて夏と同じようには止まれないという自覚を持って、
例え晴れた日の日中であっても夏の倍ぐらいは車間距離を空けてください。

それだけでも追突事故をかなり防ぐことができます。

冬はたとえ雪が積もっていなくても、
視界が悪い日が多くなったり、制動距離が長くなりがちです。
車間距離をふだんの倍以上空けて、
余裕を持って止まれるようにしておきましょう。

今回のお話をまとめます。

●雪が降らなくてもスタッドレスタイヤに替える、
●日中でもライトを点灯させる、
●車間距離は夏場の倍以上空ける、です。

みなさまが安全に運転できて
悲しい事故が1件でも減るように心からお祈り申し上げます。

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2016年11月23日

冬のドライブを安全にする工夫。その2

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2. 日中でもライトを点灯させる

冬の北陸は日照時間も短く、特に曇りや雨の日は
どうしても視認性が落ちてしまいます。
カーブミラー越しに近づく車が見えにくかったり
歩行者や自転車からもわかりにくい状況が生まれます。

交差点であやうく自転車や車と接触しそうになったり・・と
ヒヤリハットの経験は誰にでもあるだろうと思います。

そのリスクを少しでも下げる工夫が
日中でも曇りや雨の日にはライトを点灯させることです。

私自身、朝夕の仕事の行き帰りには実行していますが、
これは本当に効果があります。

ライトを点灯させることで、周囲の歩行者や自転車はもちろん
脇道から出てくる車や隣の車線を走っている車からも
自分の車の存在をアピールできるので
「あっ、車が近づいてくるな」と
しばらく待っていてくれることが多いのです。
結果、ヒヤリハットの経験が大いに減りました。

たとえカーブミラー越しやサイドミラー越しでも
車が近づいてくることがすぐわかるので、
狭い路地裏や住宅街のちょっとした交差点でも
安心して通り抜けることができますし、
流れの速いバイパスであっても
遅い車がいきなり自分の車の前に出てくるリスクを
減らしてくれるのです。

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すでに一部の車に搭載されているオートライトなら
北陸の曇りや雨の日でも点灯してくれるのですが、
現在道路を走っている車の大部分は、ライトをつけるかどうか
ドライバーの意思にゆだねられているのが現状です。

積極的にライトを点灯させることで
望まない事故を少しでも減らしていく方が合理的でしょう。
冬道では晴天時以外はライトをつけるぐらいにしておいても
決して損はありません。

ぜひ積極的にライトを点灯させてください。


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2016年11月21日

冬のドライブを安全にする工夫。その1

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先日、愛車の車検整備を受けるために
トヨタのディーラーに行ってきました。
新車で購入してちょうど5年経ったことになります。
うーん、けっこうあっという間でしたね。

基本的には毎日の通勤と子供の送り迎えだけ・・と
あまり距離を乗っているつもりはありませんでしたが、
総走行距離は69,000kmだったそうです。
けっこう乗っているもんですねー。
(ふだんは給油ごとにトリップメーターをリセットしているので
 あまり気にしたことはありませんでした。)

気になるところをいろいろと交換したり、
光軸の調整をしてもらったりして、
ついでにスタッドレスタイヤに交換してもらいました。

これでいつ初雪が降っても大丈夫!

そこで今回は、冬のドライブを安全にする工夫をお話ししていきます。

1.タイヤをスタッドレスタイヤに替える

「そんなの当たり前じゃないか!?」という声が聞こえそうです。(^_^;)
問題は「いつ頃から替えるか?」ということです。
毎年冬用タイヤに替えているはずの北陸の人であっても
雪が降るギリギリまで替えない方が多いのが現状だと思います。

でも、これはかえって危険なんですねー。
タイヤには温度特性というのがあって、通常の夏用タイヤの場合
気温が45℃辺りまでグリップ性能が落ちないように作られています。
反面、気温がどんどん下がり7℃を下回るようになると
タイヤのゴム質が硬くなりブレーキ性能が極端に落ちてしまいます。
さらに硬くなったゴムはすり減りやすくなるので
むしろ不経済でもあります。

一方のスタッドレスタイヤは元々低温でも硬くなりにくいゴム質で作られており
気温7℃を境に夏用タイヤよりもブレーキ性能で勝ることになるのです。
また低温時であればスタッドレスタイヤでもすり減りにくくなるので
タイヤを長く持たせるという意味でもスタッドレスタイヤに交換しておく方が
むしろ経済的というわけです。

比較的気温が高い北陸であっても、11月の下旬になると
最低気温が7℃を下回ることが増えていきます。
たとえ雪がまだ降らなくても、確実に止まれるように、
今のうちからスタッドレスタイヤに替えておきましょう。


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2016年01月30日

雪道に慣れていても危険なブラックアイスバーン。その2



ブラックアイスバーンの対処法ですが、、、
はっきり言って何の注意もせずにいきなり遭遇してしまったら、
ほぼ対処の方法はありません!
運を天に任せるしかない・・といった方が早いでしょう。
凍結路になれているはずの北海道のドライバーであっても怖いといわれるゆえんです。
それでも、一応対処法として考えられる方法をお伝えします。


1.スピードを十分に落とす

ブラックアイスバーンが起こりやすい日は、
日中に気温が上がった後、夕方から急激に気温が下がる日です。
路面の至る所に道路が濡れているような場所が現れてきます。
道路が濡れているように見えたら、
「凍っているかもしれない」と思いながらスピードを緩やかに落としてください。

2.耳を澄ませる

単に溶けた水で濡れているだけなのか、
凍っているのかの判断は、音で判断できます。
濡れている場合は雨が降っているときと同様で、
タイヤが水をはじくというか跳ね飛ばす音が外から聞こえてきます。
一方、ブラックアイスバーンの時は黒い路面を通過しても全くの無音です。
これで判断できます。

3.車間距離を夏の3倍以上にう〜〜〜んと開ける

ブラックアイスバーンに遭遇したときは、
アクセルもブレーキもハンドル操作も全く効きません。
また一番危険なのは、ブラックアイスバーンの路面の上でブレーキを踏むことです。
ハンドル操作も効かないまま進んでいた方向にまっすぐ
スピードも落ちずにぶつかっていきます。
コレを防ぐには、車間距離を十分に開けてブレーキを踏まずに、
アクセルの微妙な操作だけでスピードをコントロールするようにします。
とにかくブレーキだけは踏まずにすむようにしてください。

4.交差点では止まるつもりで徐行

交差点でブラックアイスバーンの時もあります。
曲がるだけであっても止まるぐらいのつもりでゆっくりと進入してください。

ブラックアイスバーンが起こりやすいのは、暖冬の時の2月〜3月にかけてです。
積雪がしっかりとある通常の冬なら3月から4月上旬にかけてですね。

スノーボーダーにとっては待望の雪が山に積もりました。
今週末も自分の車でスキー場に行かれる方も多いと思います。
道路状況もよくて走りやすいなというときが一番危険です。
ついついスピードも夏と同じように出してしまうからです。

特に山道ですと、北側で一日中日が当たらないような道路も多く、
平野部で全く凍っていなくてもいきなりブラックアイスバーンが出てくることも
十分にあり得ます。
またお仕事で帰りが遅くなったり早朝に出発するようなときでも、
ブラックアイスバーンに遭遇することが案外多いです。
くれぐれも車間距離を十分に開けて、
ヘッドライトで早めにブラックアイスバーンを発見するようにして、
安全運転でお願いいたします。

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2016年01月29日

雪道に慣れていても危険なブラックアイスバーン。その1


先週末の雪はすごかったですね−!
今年は予報通り本当に暖冬でしたから、
「ひょっとしたら雪が全く積もらずにシーズンが終わるのでは??」
な〜んて思っていましたが、北陸ですからやっぱり積もりましたね。

私も月曜日は自宅や職場など何時間も除雪に費やす羽目になりましたが、
ようやく落ち着いてホッと一息といったところです。
火曜日以降は気温も上がりましたから、今では道路の雪もほとんどなくなり、
除雪の際に積み上げた雪の山や路肩に雪が残っている程度です。
毎日の通勤もだいぶ楽になりましたね。

さて、ホッとしているドライバーのみなさん、
実は今の時期から気をつけなければならないことがあるんです。
それは、「ブラックアイスバーン」です。
(「ブラックアイス」とか、「ブラックバーン」とも呼ばれますね。)
路面に薄い氷の膜ができて凍っているのに
濡れた路面のように黒く見える状態をいいます。

 一見すると凍結していることに気付かないことも多く、
気温が下がる夜間や早朝は特に危険なんです。
このブラックアイスバーン、雪が溶けてきた今の時期から
頻繁に出現する傾向があるので、要注意なんです。

「ブラックアイスバーン」はどうして起こるのでしょうか?

道路の路肩に残った雪、この雪が気温が上がると徐々に溶け出していきます。
溶けた水は通常なら道路の勾配に沿ってすぐ脇の側溝の方へ流れていきます。
通常、道路は道の真ん中が高くなっており、
雨が降ったときでも道路の両側に排水されるように工夫されています。

しかし山道でカーブのあるところは山側が高くて
崖側に排水するような勾配をつけてあったり、
中央分離帯のある道路では中央分離帯の辺りが高くなるよう
勾配を設けてあることが多く、
高い側に残っていた雪が溶けると、溶けた水が道路の方に流れていきます。
これが夜間、気温が下がったときに再凍結すると、
道路全体にきれいに氷のコーティングがかかったような状態になるのです。
これがブラックアイスバーンです。

路面に雪が多く残った雪道でのアイスバーンなら、
多くの車はスピードをかなり落としながら走行していますし、
道路上には多くの凸凹があるので、
滑ったとしてもすぐにすべりは止まることが多いのに対し、
ブラックアイスバーンではまさにスケートリンクの上を走っているようなものですから
アクセルもブレーキもハンドル操作も一切効きません。

また、ブラックアイスバーンはどの道路でも同じように起こるわけではなく、
乾いた路面が続いた後に突然現れることも多く、
気がついたときには対処しようもなかった・・ということになるのです。

ブラックアイスバーンに遭遇しやすい場所は、
風通しのよい橋の上、山道の北斜面の道路、
日の当たりにくい幹線道路の曲がり角などです。
気温でいうと、日中に晴れていて、
夕方から急激に気温が下がって1〜2℃以下になる日は、
日が沈んでから発生することが多くなります。
パッと見は、濡れているようにしか見えないので注意が必要です。


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2015年12月30日

トラブルになる前にバッテリー交換。その3



評判のいいパナソニックのカオス。
色は真っ青なのでエンジンルームが賑やかになりました。
エンジンの始動も一発でかかりますし、
電圧が安定したせいかオーディオの音までしっかりしてきました。
もっと早く交換してもよかったですね。
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試しにCCAテスターでバッテリーの能力を測ってみると
交換前の 281 → 400 に上がっていました。
新車時のCCAは380だったのですでに73%まで能力が落ちたことになります。
経験上7割を切ると低温時の始動が困難になるので
早めに替えてよかったですね。
20151114_230518185_iOS.jpg

自分で替えるのがちょっと大変そう・・という方は、
Amazonで買って、なじみのディーラーなどで点検のついでにお願いすれば、
割と安く取り付けてくれることも多いようです。
さすがによそで買ったバッテリーを
タダでつけてくれと言うのは虫がよすぎますけど・・。(^_^;)

          

さて、最近の車はガソリン車であっても、
アイドリングストップ付きの車も増えてきました。
この場合は、ふつうのカオスではなく、
カオスプロというのを購入する必要がありますのでちょっと注意が必要です。

          

それと、ハイブリッド車ならバッテリー交換はいらないと思っている人も多いようですが、
ハイブリッドシステムを起動する補機バッテリーは鉛式バッテリーなので、
しばらく乗っていないと、やっぱり上がるようです。
ハイブリッド車の補機バッテリーが上がると、
READYにならないので走れなくなってしまいます。
この場合は自分で替えるよりもディーラーで交換をお願いした方がよさそうです。
 
          
ハイブリッド車に乗っている方も、
一度バッテリーの点検を受けておいた方がよろしいですね。

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2015年12月28日

トラブルになる前にバッテリー交換。その2

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車のバッテリーには、それぞれの車に適合するサイズがあります。
バッテリーのサイズは、 44B20L のような表記がされているんです。
この数字とアルファベット、それぞれにちゃんとした意味があります。

最初の 44 は、バッテリーの能力を表す数字です。
この数字は単純に大きいものを選んで大丈夫です。
むしろ最近の車は電気仕掛けが多いので純正よりも
大きな数字のものを選んでおいた方がいいでしょう。
その方が冬場でも力を発揮してくれます。

次の B20 はバッテリーのサイズです。
一般的な国産車のバッテリーならBもしくはD
になっていることが多いですね。
次の 20 はバッテリーの長さです。
そして最後のLは+端子の位置を表しています。

そのため、最初の2桁の数字は大きいものに変えていいのですが、
その後のB20Lなどは、変えてはいけません。
まあ、バッテリーメーカーのサイトで
自分の車にある適合サイズを調べれば大丈夫です。

テリー家の車だと、純正の44B20Lに対して、
パナソニックカオスの適合サイズは、60B19Lになっていたので、
素直にそのバッテリーを購入しました。

バッテリーの交換の仕方は、比較的簡単です。
車のエンジンを切った状態で、室内灯などもすべて消しておきます。
10ミリのスパナもしくはメガネレンチを用意して、
マイナス側のナットを緩めます。
次にプラス側のナットも緩めます。
それぞれの接続部分をそ〜〜と外します。
バッテリーを固定している金具も外して、
古いバッテリーを車から取り外します。
(重たいのでうっかり落とさないように気をつけましょう。)

新しいバッテリーを設置します。
今度はプラスのバッテリー端子をはめて、
次にマイナスのバッテリー端子をはめて元通りにナットを締めるだけ。
ただし、車のコンピューターやカーナビなどは一回リセットされてしまいますので、
取扱説明書などで再設定する必要があります。
取り外した古いバッテリーはリサイクルできますので、
なじみのディーラーさんなどに引き取ってもらえばいいですね。

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2015年12月27日

トラブルになる前にバッテリー交換。その1

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今年は暖冬傾向だそうでけっこう暖かい日が続いていますが
ちょっと風が吹くとやっぱり寒いです〜。(笑)
車の移動が基本となる地方都市に住む私たちにとって、
車のトラブルは即、日常生活に影響を与えてしまいます。
そして冬に多い車のトラブルと言えば、バッテリー上がりでしょう。

それもそのはず、バッテリーは気温によってその能力が大いに左右されるからです。
具体的には、バッテリーが一番能力を発揮できるのは、気温が20〜25℃ぐらいで、
気温が0℃近辺になるだけで2割以上能力が下がってしまいます。
さらに冬の場合は、エンジン始動に多くの電力が必要になります。
なぜなら、気温が低いとエンジンオイルも硬くなり、
エンジン始動時の抵抗が増えてエンジンが回りにくくなるからです。
その回りにくくなったエンジンをかけるためにより多くの電力が必要になることに。

また日照時間の短い冬はライトの点灯時間が長くなりますし、
曇り止めのリア熱線ガラスを使用したり、寒くて暖房を長時間使いがち。
ただでさえ、気温が下がると化学反応が鈍ってバッテリーのパワーが低下してしまう
冬場にたくさんの電力を使えば、バッテリーの負荷が大きくなるのもわかりますよね。
やはり気温がさらに低くなる前に、
バッテリーの点検と交換を済ませておいた方が精神衛生上もよろしいでしょう。

私の車は、4年前に購入したトヨタのラッシュ。
つまりふつうのガソリン車です。
純正のバッテリーを丸4年使い続けたことになります。
毎日乗っているので、条件は比較的よかったとは思いますが、
それでも最近はエンジンがかかるまでちょっと時間がかかるようになってきました。

「もうワンシーズンぐらいだませるかな・・?
 でも、朝急いでいるときにエンジンがかからなかったりすると
 かえって厄介だし。」
というわけで、思い切ってバッテリーを交換することにしました。

バッテリーを買えるところとしては、
1.ディーラー、
2.カー用品店、
3.ホームセンター、
4.ネット通販  があります。

ディーラーやカー用品店で価格を聞いてみるといいのですが、
ここ最近バッテリーの価格が値上がりしたそうで、
私の車のようなふつうの小型車用のバッテリーでも、1万円〜2万円、
ミニバンなどに積んであるような大きめのバッテリーですと、
2万〜3万円ぐらいはいわれることがあります。
この価格ではおいそれと替える気にはならなくなってしまいます。

そこで考えたのが、ネット通販でバッテリーを購入して、
自分で交換する方法です。
ガソリン車に使う通常のバッテリーでとても評判がいいのは、
パナソニックのカオスというバッテリーです。
ホームセンターなどでは1万5千円ほどするカオスでも、
Amazonならなんと5千円で買えちゃうんです。
これはすごい!!
さっそくパナソニックのサイトで自分の車にあったバッテリーのサイズを調べて、
Amazonで購入することにしました。

          


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2014年01月14日

車のスマートキーの電池交換。2/2

写真 3.JPG
 

・・・ 車のスマートキーの電池交換。1/2 の続きです。


最近の車のスマートキーって、すごいです。
それこそ各メーカーさんで競うように便利でセキュリティを強化した
スマートキーを採用しています。

でもこの便利なスマートキーも、
外出先でなくしてしまったり、電池を完全に放電させてしまうと
逆にかなり厄介なことになってしまいます。


★ スマートキーのスペアを作ろうとすると・・?

昔の車のように物理的なキーだけであれば、
オートバックスやホームセンターなどでも簡単にできたのですが、
スマートキーの場合、スペアキーを作ろうとすると、
販売してくれたディーラーに行くしか方法はありません。

しかもスマートキーの内部は単なる赤外線の発信だけではなく
ICが組み込まれていてその設定も必要になるので
1個買おうとすると2〜3万円程度は必要になるらしいです。
(メーカー・車種・製造年によってはもっと高いらしいです。)

高い買い物になるので後からスペアを作るのはあまりオススメしませんし、
万一電池交換の際にスマートキーを壊してしまうと大きな出費になるので
ディーラーにお願いした方が無難ですね。


★ スマートキーをなくしてしまったら・・?

購入時に物理キー(スペアキー)がついていた車種であれば、
その物理キーを差し込んで回せばドアの解錠もできますし、
エンジンをかけることもできます。

しかし最近のトヨタ車の場合だと、
物理キーはスマートキー(電子キー)の中に仕込まれている分だけ、
物理キーでドアの解錠・施錠はできてもそれだけではエンジンをかけられないとか。

これはエンジンをかける場合に、スマートキーの認証が必要だからだそうです。
うっかりスマートキーそのものを出先でなくしてしまった場合は、
とにかくディーラーに連絡するしかなさそうです。
(これこそは高くつくので絶対になくしてはいけませんねー。)


★ スマートキーが効かないときがある

スマートキーはその鍵の認証を行うことで
施錠・解錠・エンジンスタートできるように設定してありますので
非常に強力な盗難防止対策になっているわけですが、
いかんせん電波を使っているので、電磁波の影響も受けてしまいます。

電磁波の影響を受けてしまうと、一時的に
リモコンの電波を受けても違うキーだと判断されてしまうらしく
一切の動作を受け付けなくなることがあるそうです。

滅多にないこととはいえ、すぐ近くに自動ドアですとか
電子レンジなどの強力な電磁波が出てくると
影響を受けることが全くないとはいえないのが
スマートキーの宿命ということでしょうか。


★ 冬になると使えなくなることがある。

市販の電池やバッテリーはだいたい気温が25℃前後の時に
その性能を一番発揮するようになっています。
新品の電池であれば問題ないはずですが、ある程度使っていて電池が消耗してくると、
気温が低くなって電圧があまり上がらないことが出てきますので
この場合はあきらめて素直に電池交換した方がよろしいかと思います。


★ 電池の減りはキーレスエントリーより早い傾向。

10年前に主流だったキーレスエントリーなら、
施錠・解錠のボタンを押したときだけ電池を消耗するのですが、
スマートキーの場合は近くに認証する車があるかどうか、
常に微弱電波を出し続けているのでキーレスエントリーの時よりも
若干電池の減りが早いような気がします。
ボタンを押してみてなかなか反応しない場合は素直に新品の電池を替えた方が良さそうです。


細かい注意点があるとはいえ、一度使うと止められない非常に便利なスマートキー、
くれぐれもなくさないように大切に使いたいですね。

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2014年01月12日

車のスマートキーの電池交換。1/2

 
写真 2.JPG

 
私の車(トヨタ・ラッシュ)のキーは、スマートキーと呼ばれるもので
リモコンキーをズボンのポケットに入れたまま
車側のドアノブのところについているボタンを
押すだけで施錠・解錠ができる優れモノです。

車に直接鍵を差し込むことなく、エンジンをかけることもできます。
暗闇の中、手探りでキーの穴を探さずに済むので
ボディや内装を傷つけることもありません。

「イマドキの車は違うな〜。便利になったもんだねー。」
と思いながら丸2年ほど使っていたのですが、
今年に入ってからちょっとした事件がありました。


2日前の夜、自宅に帰ってきた私はいつものように車の鍵をかけようと
ドアノブのボタンを押したのですが、なんと無反応です。

「おかしいな〜。」
そう思って今度はリモコンキーをポケットから出して
至近距離からリモコンの施錠ボタンを押してみたのですが、やっぱり無反応・・。

「電池が少ないのかな?
 それにしてもいきなり全くの無反応ってことがあるのかな??」

リモコンが全く使えないとなると、施錠・解錠ができないのはもちろんのこと
車のエンジンをかけることすらできませんから(トヨタ車の場合)、
これはえらいことになってしまいました。

その日の夜は車に乗る用事もなかったし、
車はすでに車庫に入れてあったので手動で鍵をかけ、
翌日の朝、祈るような気持ちでドアノブのボタンを押すと・・、
なんと開きました!!

引き続き祈るような気持ちで、
(実際に祈りました。「エンジンよ、かかれ、かかれ。」)
車のエンジンをかけてみると、、、、なんとかかりました!!

いつものように車に乗り込んだ私でしたが
これではまたいつ、リモコンが効かない状態になるか分かりません。
念のためリモコンキーの電池を交換することにしました。

車の取扱説明書を読むと、
スマートキーのリモコンの電池交換の仕方が書いてありました。

物理キーを外し、リモコンのカバーを開けると電池を格納している部分が現れるので
精密ドライバー(#0プラス)を使って固定している4本のネジを外します。
するとボタン形電池CR2032が現れるのでそれを新しいものに交換して
元のように復旧すれば完了です。

自分でやろうと思えばできますが、
過去に嫁さんのリモコンキーのボタン電池を交換しようとして
うっかり中のピンを折ってしまい、結果的に新品のリモコンキーを
新たに購入する(このときは6,300円かかりました・・。)羽目になった私としては、
ここはおとなしくディーラーにお願いすることにしました。
(仮に調子が悪くなっても、ディーラーで保証を受けることもできますし。)


日中に予約をした上でその日の晩、仕事の帰りに金沢のトヨペットさんに向かいました。
閉店間際であったにもかかわらずメカニックの方が笑顔で出迎えてくれました。

予想通り手際よくカウンターの上でボタン電池を交換して元通りに復旧。
今まで気がつきませんでしたが、施錠・解錠のボタンを押すと
すぐ横のLED(ラッシュの場合は緑色)がはっきりと点灯しています。

これでまた安心して車に乗ることができますね。

丁寧に対応してくれたトヨペットさんに感謝です。
気になるお値段は工賃込みで700円でした。

自分でやれば電池代(100〜200円程度)だけですが、、、
長く使うための安心料と考えれば、むしろ安い買い物ですね。


・・・ 車のスマートキーの電池交換。2/2 に続く。
 

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