2014年09月26日

ヒノキのある生活。2/2


・・・ ヒノキのある生活。1/2 の続きです。

ひょっとしたらトイレのリフォームやもっと範囲を広げて
LDKのリフォームを計画している人もいるかもしれませんね。
そんなときは是非とも内装にも
ヒノキを取り入れる計画をしてみてください。
クロスの内装だけでは
どうしても味気ないものになりますし、
住みながらのリフォームだと
クロスの接着剤や素材からの塩ビ系の臭いが
どうしても気になります。
でも天井をすべてヒノキにしたり、
ヒノキの腰板やフローリングを入れることで、
リフォームしたときから家の中はヒノキの香りに包まれます。
慶応大学の伊加賀教授の調査でも、
内装のおよそ50%をヒノキにすることで
アレルギー症状が軽減されて
血圧にもいい影響を与えることがわかっています。
リフォームの時には少しでもヒノキを取り入れることを
業者さんにお願いしてみましょう。

さて、実際にヒノキを内装に使った家の心地よさを
体感できるモデルハウスが、なんと津幡町にオープンしました。
かほく市の沢野建設工房さんが建てた
ヒノキ100%の家」です。
場所は津幡町アルプラザさんのそばで、
9月にオープンしたばかりです。
現地では手袋もスリッパもなし。
ヒノキの心地よさを五感で存分に体験してみてください。

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2014年09月22日

ヒノキのある生活。1/2


ふだんの生活の中で気軽にヒノキを味わえるグッズを紹介しましょう。
ホームセンターのエクステリアコーナーに行くと、
ヒノキのベンチが売られています。
ヒノキは薄い板であっても適度な強度もあり、
木材不朽菌やシロアリにも強いので、
雨がかかったりする外部に置いても大丈夫なベンチなんですね。
お庭に出るところの縁台として利用すると、
ついつい腰掛けて近所の方と長話・・なんてことになりそうです。
お孫さんと遊ぶ場としてもいいですよね。

次にスノコ。
ホームセンターに行くと、桐のスノコとヒノキのスノコを
見かけることがあると思います。
なぜ素材が違うのか?
桐の方は、強度はヒノキほど強くありませんが、
押入の湿気などを強力に吸収してくれるので、
押入の布団置き場にしくととても効果的です。
ヒノキのスノコは、薄くても強度があって湿気にも強いので、
玄関の靴脱ぎ場に敷くといいですね。
下側の桟が多いタイプなら体の大きな大人が乗っても意外と長持ちします。
住宅展示場の玄関にも使われることがあるぐらいです。

家具でオススメなのは、ヒノキベッドです。
これはフレームをヒノキにしてマットレスは市販のものを利用します。
寝室は季節によってはなかなか空気を入れ換えない場所になることもありますが、
ヒノキの抗菌作用と空気清浄作用で寝室内の空気をさわやかに保ってくれますし、
何より寝るときにヒノキの香りがほんのりするだけで心地よい眠りにつけますね。

私も愛用しているのが、お風呂で使うヒノキのボディブラシです。
ヒノキはカビが生えにくく湿気にも強いので、
お風呂で使うボディブラシとしては最適です。
使うたびにヒノキがほんのり香りますから、
とても心地のよいバスタイムを
過ごすことができるでしょう。
お風呂のベンチでもいい感じですね。

           

・・・ ヒノキのある生活。2/2 に続く。


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2014年09月20日

日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その7



【 人工乾燥のデメリット 】

短時間で乾かせて乾燥コストも下げられる
人工乾燥が主流になっていますが、
高温で行う人工乾燥にはいくつかのデメリットがあります。
乾燥時間短縮のために100℃以上の高温で乾燥させると、
焦げ臭い臭いとともに内部割れが生じ、
木材が本来持っている脂分や防虫成分などもいっしょに揮発してしまい、
かえって耐久性を損なうこともあるようです。

【 手間はかかっても、理想的な天然乾燥 】

ヒノキ天然乾燥01.jpg

 天然乾燥とは、昔ながらの方法で屋根を架けたところに
木を立てかけたり、桟積みするなどして
そのまま2年以上乾かす方法です。
人工乾燥に比べると長い期間と広大なスペース、
立てかける手間もかかるため、
一見とても非効率な方法に見えます。

しかし法隆寺のように築1000年以上を誇る建物は、
すべて天然乾燥を施された建物です。
ヒノキはすばらしい耐久性を誇る樹種ですが、
その耐久性の秘密はヒノキの芳香成分にあります。
ヒノキの芳香成分は、ピネン・カジノール・ヒノキチオールなどの
テルペン類が多く含まれています。
テルペン類は揮発性の精油成分なので、
あまり高温で乾燥させてしまうとせっかくのヒノキの精油成分が
どんどん揮発してしまい、かえって耐久性が落ちてきます。

ヒノキの耐久性を上げるためには、
手間がかかっても天然乾燥が理想的と言えます。
残念ながら天然乾燥はスペースと手間がかかるので
ヒノキを扱っている材木屋さんでもあまりやりたがらないのが実情ですが、
それでも天然乾燥を積極的にやっている業者さんも
少数ながらいますので、ヒノキ造りにこだわるなら
そういう業者さんを探す方が質のいいヒノキに巡り会えそうです。

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2014年09月16日

日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その6



■ ヒノキの香りと耐久性を上げるために

 伐採直後の木材には大量の水分が含まれていますが、
放っておくと徐々に水分が抜けて乾燥していきます。
乾燥の過程で収縮が始まり木材の表面割れが生じたり、
木そのものが反ったりしていきます。
また、乾燥が不十分な木材は虫がつきやすくなったり
建物の強度にも影響するので、
建築に使う木材は十分に乾燥させる必要があります。

● 人工乾燥と天然乾燥

 木材の乾燥方法には、昔ながらの天然乾燥と
現在主流になっている人工乾燥があります。
天然乾燥は屋外で自然の状態で乾燥させる方法で、
人工乾燥は乾燥室内での機械や装置による強制乾燥です。

 人工乾燥には様々な方法がありますが、
一番多いのは「蒸気式乾燥法」です。
蒸気式乾燥法は、乾燥庫の中に木材を入れて、
重油や木くずを燃やして庫内の温度を80℃以上に上げ、
湿度をコントロールしながら木材を乾燥させる方法です。

 かなりの高温で乾燥させるので、
木材内部の水分も早く移動させることができ、
乾燥時間も1週間から10日程度と早いことが大きなメリットです。
また、色ムラも少なく画一化した色に統一できるなどのメリットもあります。

・・・ 日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その7 に続く。

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2014年09月12日

日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その5



5.ヒノキの香りの秘密

ヒノキは材質が緻密で色調が良く、加工性に優れ、
シロアリや木材腐朽菌に対する耐久性に優れているので、
古くから家屋や神社仏閣などの建築用材として利用されてきました。
家屋の柱や天井板などの建築材、あるいは浴槽としてなじみの深い
ウッディなヒノキの香りは日本人の生活に最も密着した木材の香りの一つです。

木が香るのは精油成分によるものです。
精油成分はフィトンチッドとも呼ばれ、
一つの樹種でも10種類以上あるのが普通です。
樹種によって含まれる種類、含有量が異なるので、
「スギの香り」、「ヒノキの香り」というように特有な香りとなります。

★精油成分の諸作用に対し、とくに効果があるとされる樹種
抗菌: ヒノキ、ヒバ、サワラ、ネズコ、タイヒ、ユ−カリ
防蟻: ヒノキ、ヒバ、サワラ、コウヤマキ、イヌマキ、センダン
防ダニ: ヒノキ、ヒバ、サワラ、スギ、アカマツ、ベイヒバ、ベイスギ
防虫: クス、センダン、ユ−カリ
       (木net 〜木と森の情報館〜 より引用)

・・・ 日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その6 に続く。

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2014年09月09日

日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その4



4.ヒノキの強度

下のグラフは、ヒノキの強度が伐採後
どのように変わっていくかを示したものです。
ヒノキは伐採してからおよそ200年間は強くなり、
その後1000年かけてゆるやかに強度が下がっていくことがわかります。

ヒノキの強さの経年変化.png

つまり今伐採した木と法隆寺で使われている木とは、
強さがほぼ同等レベルということになります。
このような長期間に渡る強度特性は檜だけが持つ特性です。
耐久性や保存性が世界最高レベルと言われている理由です。

ちなみにヒノキとケヤキで強度の経年変化を比べると、
ケヤキがほぼ一直線に強度が下がっているのに対し、
ヒノキの方は非常におだやかに下がっていきます。

このような特性も手伝って、
法隆寺が1300年前の姿を現在に残しているのですね。

・・・ 日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その5 に続く。

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2014年09月08日

日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その3



3.伊勢神宮の式年遷宮

伊勢神宮では20年に一度、
社を新しく建て替える式年遷宮(しきねんせんぐう)
と呼ばれる行事が行われていますが、
このときには1万本以上のヒノキが使われています。

最初の式年遷宮は持統天皇の時代である690年で、
それ以来戦国時代に一時中断されることがあったとはいえ
1300年以上も続けられ、
平成25年には第62回目の式年遷宮が行われました。

初期の頃の式年遷宮には伊勢国のヒノキを使用していましたが、
次第に社に使えるような大径材が不足していったため、
他の地域からも調達するようになりました。
江戸時代には徳川御三家である尾張藩の領地だった木曽山を
御杣山(みそまやま)と正式に定めて
ヒノキを調達するようになりましたが、
明治時代以降、恒久的な調達を可能にするため
木曽山の森林は国有化されて、
神宮備林としてヒノキを育成することになりました。

式年遷宮ではそれまで使われていた旧殿は解体されますが、
解体されたヒノキの用材は、神宮内の末社や全国の神社の造営等に
再利用される習わしがあります。

20年も風雨に耐えた後でも、
次の社にそのまま使えるだけの耐久性と強度が、
ヒノキの大きな特徴といえるでしょう。

・・・ 日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その4 に続く。

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2014年09月07日

日本が世界に誇る最高の樹種「ヒノキ」。その2



2.世界最古の木造建築物「法隆寺」

飛鳥時代に建てられた世界最古の木造建築物が法隆寺です。
  法隆寺(ほうりゅうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある寺院。
  聖徳宗の総本山である。別名を斑鳩寺(いかるがでら)という。
  法隆寺は7世紀に創建され、古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、
  聖徳太子ゆかりの寺院である。創建は金堂薬師如来像光背銘、
  『上宮聖徳法王帝説』から推古15年(607年)とされる。
            ( ウィキペディア より引用 )
法隆寺五重塔や金堂に使われていたのが、まさにヒノキなんです。

法隆寺が建立されたのは607年、
推古天皇と聖徳太子が用明天皇の病を治すために、
薬師像を祀る斑鳩寺(いかるがでら)(現在の法隆寺)の建築を
進めたことが始まりとされています。

しかし用明天皇のために創建された最初の法隆寺は、
670年に火災で焼失したと日本書紀に記されており、
現在の法隆寺は672年から689年にかけて再建されたものとされています。
再建されたとはいえ、それでも1300年以上も前の
飛鳥時代の姿を後世に伝えてくれます。

現在も法隆寺五重塔に使われているヒノキの心柱は、
年輪年代測定法により594年に伐採されたものだそうです。
心柱以外のヒノキも概ね7世紀後半頃に伐採されたこともわかっています。
(平成13年 奈良国立文化財研究所埋蔵文化財センター)

1993年、法隆寺は現存する「世界最古の木造建築物」として
世界遺産に登録されました。
法隆寺が1300年以上たった今でもその姿を現代に残せたのは、
ヒノキで建てられたからといえます。

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2014年09月05日

日本が誇る世界最高の樹種「ヒノキ」。その1


みなさんは、「ヒノキの家」と聞いて
どんなイメージを抱かれるでしょうか?
「高級そう・・。」
「木の王様」
「強くて丈夫!」
「健康にいい住宅・・かな?」

私も以前はそのようなイメージを抱いていましたし、
その一方で「特にヒノキでなくても・・」
という思いがあったのも事実です。
でも調べてみると、実はヒノキってとってもすごい木なんです。
それこそ日本が誇る「木の文化」を象徴するような木と言っても
決して過言ではありません。
そんなこと言われても、ふつうは??・・という感じだと思います。
まずはヒノキの歴史的な背景をお話ししていきましょう

1.ヒノキとは・・?

ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。
日本古来の種で、福島県南部から九州屋久島に分布しています。
年輪は緻密で芳香があり、建築資材・家具・彫刻などに使われています。

日本最初の歴史書である日本書紀にも
スサノオの言葉としてヒノキの名前が出てきます。
そこには、「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」
と書かれているほどです。
弥生時代の遺跡からの出土品を調べても
日本書紀通りの木の使い方がされていたそうで、
イレギュラーな使い方を見つける方が難しいぐらいだったそう。
それぐらい古くから木の樹種の特徴をしっかりと見極め、
それに応じた使い方がなされていたことに
今更ながら驚いてしまいます。

ヒノキの名前の由来は、
古代に火おこしに使われていたから「火の木」という説もありますが、
上代特殊仮名遣いにおいてヒノキの「ヒ」と「火」では分類が違うため
(ヒノキの「ヒ」は甲類、「火」は乙類)
太陽を表す最も古い語であり、最高のものを表す
「日の木」もしくは「霊(ひ)の木」が語源として考えられています。

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2014年02月16日

首都圏の大雪!!積雪の重みに気づきました。2/2

 
・・・ 首都圏の大雪!!積雪の重みに気づきました。1/2 の続きです。


何度もいいますが、たった10pの積雪でも1トン以上の荷重です。
もし一時的であれ1m近い積雪があれば
10トン以上の荷重が屋根の上にかかっていることになるので
積雪の重みで家が倒壊しても何ら不思議がないような気がしてきます。

そうはいっても毎年のように大雪が降る豪雪地帯では
少々雪が降ったぐらいで一々屋根が潰れては堪りませんから
たとえ木造住宅であっても大きな積雪に耐えられるように
あらかじめ太くて丈夫な部材で建物が作られています。
たとえば、屋根を支える部材にしても
非積雪地の1.5倍以上の太い部材を使ったり、
構造材の配置を細かく入れていくなどの工夫がなされます。
当然それらの構造材の重量も増えますから
その構造材を支えるための柱も自ずと太くなってたくさん入っていくのです。
これが結果として耐震性も上げることになるんですね。
(2007年の新潟県中越地震では予想よりも家屋の倒壊が少なかったそうです。)

特に地元の大工さんは地元の積雪の特徴をよくご存知ですから
積雪の多い地方ほど地元の工務店さんが強いといわれるのも
なんとなくわかるような気がします。

日本は南北に非常に長い国なので、
その気候一つとっても、北の方なのか、南の方なのか、
冬に湿った積雪が多いのか、逆に乾燥するのか・・など、
全く違ってきます。

大手ハウスメーカーなら何かと安心!と思っている方も多いかと思いますが、
全国で展開している大手ハウスメーカーさんの地元は
積雪があまりない地域に集中しているのも事実です。

建物の建て方や強度なども
自分たちが住んでいる街の気候を基準に設計するのですから
気候が全く違う地域で似たような感じで建てようとすると
ひょっとしたら、、、あまり長持ちしないかもしれません。

やはり住宅はその地域で実績があり長く活躍している業者さんで建てる方が
長い目で見て安心ではないでしょうか。

もし、地元の業者さんのことは全く考えていない・・という方がいらっしゃったら
ぜひ地元の業者さんも検討先の一つに入れてみてください。
その話に耳を傾けるだけで、参考になることも多いはずですよ。

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