次に50代のBさんのお話。
それまでキャリアを積みながら仕事を続けてきたBさん。
物静かでマジメに仕事をこなすタイプ。
スピードが早いわけではありませんでしたが、
様子だけ見ていると実直そうに仕事をしているように見えました。
しかし、そんな彼の評判はそれほどよくはありませんでした。
確かに仕事は進めているのですが、
できあがった書類などを見ていてもどこか物足りなかったり、
大切な部分がすっぽりと抜け落ちているような感じ。
お客様からの評判もあまりいいものではありませんでした。
不思議だな〜と思っていたのですが、
掃除の様子を見たときに何となくわかりました。
元々掃除が好きなタイプではなかったようですが、
それにしても時間に遅れてやってきたり、
掃除を実際に始めても広い面はそれなりにするのですが、
細かい部分ややりにくい部分は一切手をつけずに
「終わりました!」という感じで終わらせるのです。
掃除の進め方もテキパキとやるというよりは、
仕方なさそうにほうきを掃いていく感じでした。
彼の仕事上の評判があまりよくないのがわかるような掃除の仕方でした。
彼の掃除の仕方がそのまま通常の仕事のスタイルと同じだったのです。
言われたことだけは一応やるけれど、
それ以上に踏み込んでやってみるとか、工夫をするとか、
お客様視点で提案するという姿勢は一切なさそうでした。
これではお客様からもいい評判が得られないのは無理もありません。
Bさんのような仕事の進め方は案外多いのかもしれませんけれど、
それでは仕事上で得られる喜びからは無縁になりますし、
何より趣味で充実することもないでしょう。
当てはまりそうな方には次のようにしてみてはいかがでしょう。
業務の一環だったりあるいは自宅の水回りの掃除を
1箇所だけ毎日取り組むのです。
自宅の水回りだったらトイレが一番いいと思います。
狭いから時間がないときでもできますし、
毎日使う場所ですから掃除によって
汚れの落ち具合がすぐに目で見てわかります。
もちろん徹底的にきれいにすることもできます。
トイレをきれいにできるだけで心の満足度は確実に上がりますよ。
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