2012年07月05日

6月21日(木)の放送内容

 


 
今年は、「スマートハウス元年」ということで、
経済産業省と国土交通省と、2つの省庁で大きな補助金を決めたそうです。

今日は、「住宅のゼロエネルギー化」というお話です。

経済産業省の政策は、
「ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」

2030年の住宅のネット・ゼロ・エネルギー化を目指すべく、
その施策の1つとして、高断熱性能、高性能設備機器と制御機器等を組み合わせ、
住宅の年間の一次エネルギー消費量がネットで概ねゼロとなる住宅(
以下、「ZEH」という)を導入する者に補助金を交付し、
予算の範囲内において、その活動を支援するものです。

補助金の上限は、350万円
工事完了期限は、平成25年1月15日
申請者は建築主 (実際には住宅会社が代理申請することになりますが・・。)

一方、国土交通省の政策は、
「住宅のゼロエネルギー化推進事業」

住宅の省エネルギーをさらに促進するため、
戸建住宅供給の相当程度を担う中小工務店における躯体と設備を一体化した
ゼロ・エネルギー住宅の取り組みを公募によって募り、
予算の範囲内において、整備費等の一部を補助し支援するものです。

補助金の上限は、165万円
工事完了期限は、平成26年1月末まで
申請者は、年間着工棟数50棟未満の中小工務店


ゼロエネルギー住宅とは、光熱費の負担が実質ゼロになるレベルを超えて、
家庭内で消費するエネルギー量(単位はギガジュール)と、
家庭内で作るエネルギー量(単位はギガジュール)を比べて
概ねゼロとなる省エネ住宅のことです。

太陽光発電の設置が条件になるわけですが、
一般家庭での太陽光パネルの設置面積は自ずと限られてくるため
家庭内での消費エネルギーをいかに抑えるかがカギとなるわけです。
具体的には、住宅のさらなる高断熱化と、
エアコンや給湯機器や照明器具などの高効率化(省エネ化)、
そしてもちろん、電気を作るための太陽光発電などが必要になってきます。

住宅の高断熱化は、エコポイントなどで現在主流となっている
省エネ等級4(次世代省エネ基準)レベルでは到底追いつけないので、
それをさらに超える断熱化が必要になります。

たとえば、石川県の場合、断熱における地域区分は
東京や大阪と同じW地域となっています。
W地域の次世代省エネ基準(平成11年基準)は、
熱損失係数(いわゆるQ値)が、2.7以下となっています。
ちなみにこの数値が低ければ低いほど、断熱性能は高いことになります。

ゼロエネルギー住宅では、このQ値をさらに低くします。

今までの基準では熱損失係数Q値が2.7以下でしたが、
これを現在のV地域(宮城県や新潟県)の基準である2.4以下、
現在のU地域(青森県や秋田県)の基準である1.9以下にまで高めようとするものです。

最初聞いたときは、この基準はとても厳しいな〜と思ったのですが、
実際に国が作った算定ソフトで計算してみると、
いわゆる中小の工務店さんがよく行っている充填断熱、
つまり柱と柱の間に断熱材を詰めていく方法でも、
十分に可能な数値であることが分かりました。

高性能な住宅をお得に建てたい人にとってはまさに朗報と言えるものですから、
ぜひともこれを機会に少しでも断熱に関心を持っていただけたら・・と思っております。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年06月28日

6月14日(木)の放送内容

 


 
国会でずっと論議されていた消費税増税ですが、
2014年4月に8%、2015年10月に10%と2段階にあげられることになりました。

お客様からも「消費税が上がる前に家を建てる方がいいですよね。」
と聞かれることも多くなりました。

まあ、8%になる時期まで2年を切りましたから、
そろそろ家を建てようか・・と考えている方なら、
今から積極的に動いて増税前に家を建てた方がいいでしょう。

ただし、、、、あまりギリギリになると、
必ずしもいい家になるとは限らないのも家作りなんです。
「えー!?どうして??」という声も出てきそうですね。

今日は、みなさんからよく質問をいただくことで、
「実際には違うんだけどな〜」
と感じることをお話ししたいと思います。

タイトルは、「家作りの常識・非常識」です。


常識1:
「消費税が上がる直前に建てた方がいい。」

残念ながら、あまりギリギリ直前だとかえって割高な家をつかまされる可能性が
高いので気をつけていただきたいところです。
この理由ですが、過去にも増税や建築にかかわる規制の強化があると、
必ず起こったのがいわゆる「駆け込み」です。
業界は違いますが、最近ではエコポイント終了とアナログ停止による駆け込みが、
家電業界でも起こりましたね。

エコポイントが大幅に縮小になる一昨年の年末と、
アナログ波停止になる昨年7月には、家電量販店では売れ筋の機種はどれも売り切れになったり価格が大

きく上昇しました。
そして、その騒動が一段落ついた1ヶ月後ぐらいから大きく値崩れが起きたわけです。
住宅の業界でも同じことが起きています。

今、住宅の新築着工棟数は年々減少していますので、
基本的には買い手の方が有利な状況のはずですが、
駆け込みの時期だけは売り手の方が確実に有利になる状況になりますので、
いい家を建てたいなら、あまり直前に家を建てる、
もしくは購入するのは避けた方が無難です。


常識2:
「高い家を買う必要はない。予算に合わせた家を建てるべきだ」

社会情勢を反映して、予算重視のお客様が本当に増えました。
もちろん予算を意識するのがいけないなどとは全く思ってはいません。
しかし、あまり最初に決めた予算(たとえば月々いくら以内とか)に固執し過ぎると、
逆に質の悪い住宅をつかまされて、かえって「安物買いの銭失い」になりかねません。

いい家と悪い家はどこが違うのか?
いい家は見えないところでも耐久性の高い部材が使ってあります。
それと、施工も丁寧に行われていきます。
反対に悪い家は見えないところは徹底的にコストを下げますので、
耐久性の劣る材料を使ったり、細い柱を使い、必要な部材の数も減らしていくんですね。
材料を減らすと職人さんの手間も減りますから結果的に安くしやすいのです。

ときおり年配のお客様から「20年も持てばいいんです。」
という声が上がることがありますが、
本当に安い家は20年も持たないんです。
たとえば3〜5年ぐらいでシロアリが発生したり、
継続的な雨漏りや結露で家の構造体がどんどん腐食したりします。

安物をつかまされることだけは避けたいですね。


常識3:
「北海道じゃないんだから断熱はそこそこでいい。」

そこそこのレベルが問題です。
この言葉が売り手である住宅会社や工務店から出てきたときは要注意です。
具体的にどの程度の断熱性能なのか、よく確かめる必要があります。

もし今から家を建てるときに、省エネ等級4すら取れない家、
つまりエコポイントすら申請できない家は明らかに省エネ性能が全く考えられていないわけですから、
そのような住宅会社では家を建ててはいけません。
建てた瞬間から時代後れとなりますし、
他の部分もあまり考えられていないことが多いからですね。


さて、今までお客様からいわれた
「住宅の常識」的な事柄を挙げさせていただきました。
目から鱗の内容もあったかと思いますが、
いい家を作るための参考にしていただければ幸いです。

今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年06月21日

6月7日(木)の放送内容

 


 
さて、我が家で一番働き者の家電製品、それは、除湿機です。(笑)
我が家では除湿機を脱衣室に置き、
洗濯物干しと、脱衣室に隣接したお風呂の湿気取りに使っているので、
1日たりとも除湿機が動かない日はありません。

ところがある日、洗濯物を取り込むために脱衣室に行くと、
点検マークが点灯し、除湿機が止まっていました。

「調子が悪いのかな?」一旦プラグをコンセントから抜いて、
再度電源を入れ直すとちゃんと作動しました。
しかし1時間もすると、やっぱり点検マークがついて止まってしまいました。
どうやら働きすぎて、過労死してしまったようです。。。

今日は「除湿機を買い替えました。」というお話です。


「これから梅雨時期になるっていうのに、
 除湿機なしでは洗濯物が乾かなくなってしまう。
 素直に買い替えるしかないか・・。」

今まで我が家で使っていた除湿機は7年ぐらい前に購入したもので
デシカント式と呼ばれるタイプです。(ゼオライト式ともいいますね。)

真冬のように気温が低い時期でも、
ちゃんと除湿してくれる上に室温も10℃近く上げてくれるので、
脱衣室の簡易的な暖房になるメリットもありますが、
その反面、夏場でも10℃近く室温を上げてしまい、
消費電力(電気代)がかなり高いというデメリットがあります。

家電量販店に行くと、大きく分けて3種類の除湿機があります。
2万円以下の比較的安いグループは、デシカント式です。
2万円〜3万円台ぐらいだと、コンプレッサー式です。
そして、4万円以上だと、両方を兼ね備えたハイブリッド式になります。

コンプレッサー式は、エアコンと同じような仕組みで除湿してくれます。
梅雨時でも強力に除湿してくれてしかも消費電力は
デシカント式の約半分で済むというメリットがある反面、
ヒーターがないので気温が低くなる冬場はほとんど除湿できなくなりますし、
重たいので各部屋を移動させる使い方には不向きかもしれません。

一方、パナソニックだけが採用しているハイブリッド式は、
気温の高い梅雨時はコンプレッサー式として動き、
気温が低くなるにつれてヒーターを併用して除湿効果を上げるので1年中使えますが、
3つの方式の中では一番高いのがデメリットです。

このところ出費がかさんでいたのでちょっと躊躇しましたが、
長く使うことを考えて1年中使えて
梅雨時の消費電力も落とせるハイブリッド式の除湿機を購入することにしました。

さて、パナソニックのハイブリッド式除湿機を実際に使ってみました。
私の使い方は、衣類乾燥のみです。
狭い脱衣室に突っ張り棒をかけて洗濯物をハンガーに掛けて干してから、
その下に除湿機を設置して約半日かけて洗濯物を乾かすのに使っているわけです。

以前のデシカント式の時は、今ですとだいたい30℃ぐらいになって
湿度が50%ぐらいになる頃に乾く感じでした。
半日で溜まる湿気の量は、だいたい1Lぐらいでしょうか。

ところが今回購入したハイブリッド式の方は、
半日動かしても温度があまり上がらずだいたい25〜27℃ぐらいなのですが、
湿度の方は40%にまで落とすことができます。

さらに驚いたのが、溜まった湿気の量です。
半日動かしただけでタンクが満水で止まっていたんですね。タンクの量はおよそ2.9L。
つまり半日でデシカント式のおよそ3倍の湿気を取ったことになります。


近年では、テリー家のように小さな子供がいて共働きの家庭や、
花粉症などアレルギーの子がいるご家庭では、
室内干しにして除湿機を使って乾かす過程が増えてきているそうです。

それと、それとお子さんがスポーツをされている家庭では、
梅雨時であっても、明日の朝までにユニフォームを乾かさなきゃ行けない
という状況も出てくると思います。

1年中使えて夏場の消費電力も抑えられるハイブリッド式、本当にオススメできます。
除湿機の購入を考えているご家庭であれば、
せっかくなのでぜひともハイブリッド式の方を購入された方が満足度が高いでしょう。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。
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2012年06月14日

5月31日(木)の放送内容

 


 
今まで住宅の営業時代だけでなく、職人時代も含めて
家作りをしてきた様々なお客様の様子を見る機会に恵まれました。
ありがたいことに直接担当したお客様の大部分は、新しい家ができて入居された後も、
幸せに過ごされている様子が伝わり
とてもうれしく思うと同時に、誇りに思っております。

その一方で、私が見聞きした中には、
住宅の計画中からトラブルが絶えなかったり、
工事中もトラブルに見舞われたり、入居後もなぜかトラブルに遭い、
さらにはせっかく建てたマイホームを手放すことになった人もいました。

いずれのケースも、「たまたま運が悪かった・・」
という言い方もできるのかもしれませんが、
少し離れた視点から見ていると、どうも運の良し悪しだけとは言えないような気がします。

「神様に好かれる家作り。」のお話です。


建築中や入居後にトラブルに遭いやすい人・・といいますか、
ついついトラブルを引き寄せてしまう人には、
ある程度似たような特徴がありました。

やはり、対人関係や家庭内でのトラブルが多いと、
どうしても、、、家作りのトラブルも増えてくるようです。


では、神様に好かれる家作りのお話をします。

私たちは未熟な人間です。
常に誰かの世話になりながら、生きています。
たとえば、私たちは何もせずにポンッと今の状態で生まれたわけではありませんよね。
お母さんのお腹の中でちょっとずつ大きくなり、
生まれた後もお母さんやお父さん、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
世話をしてくれたおかげで大きくなることができました。

働くようになってからも、お金を払ってくれるお客さんがいて、
毎月給料を払ってくれる社長さんがいて、
ハードな仕事もしてくれる部下や従業員さんがいて、、、、なんて考えれば、
「自分一人の力で生きています。自分のおかげでみんなを養っています!」
なんてことはとても言えないはずなんです。

実は、神様というのは、みなさんの周りの方々全てのこと。

みなさんがふだんの生活の中でお会いする人たちが
笑顔でいるような環境を作っていくことが神様に好かれることになるのです。

周りのみなさんを笑顔にする方法は案外簡単だったりします。
笑顔で、「自分から挨拶をして、感謝の言葉をかける」
この繰り返しです。簡単でしょ?


まずは一番身近な家族や職場の同僚や上司に
挨拶をしながら感謝の言葉を織り交ぜていけば、
家作りにかかわらず、生活の全ての事柄で
もどんどん運気が上昇していきます。

そうはいってもなかなか照れくさくて、
ダンナさんや奥さんには感謝の言葉を言えなくて・・と仰る方もいるのですが、
あまり難しく考えないで
「いつもありがとうね」というだけで十分だと思います。

ぜひとも習慣化していって下さいね。
みなさまが素敵な家を作られることをお祈り申し上げます。


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2012年06月09日

5月24日(木)の放送内容



女性はよくご存知だと思いますが、
1年のうちで一番紫外線量が高いのが5月なんです。

ふだんはインドアの人であっても、これから初夏に向かうにつれ
公園で子供を遊ばせたり、お庭の草むしりやガーデニングなど
屋外で作業をする機会が増えてくる時期とも重なりますね。

つまり特に意識をしていなくても、ちょっとした屋外作業だけで、
かなりの日焼けをしてしまうことが増えていくわけです。

女性にとってはほぼ必需品とも言える日焼け止め、
でも男性で日常的に使っている人はあまりいないのが実情かと思います。

「外仕事の男性がきれいに日焼けする方法。」


日本の男性ですと、外部の作業や外回りの仕事をする場合でも日焼け止めは一切使わず、
5月から10月ぐらいまでは、腕や顔が真っ黒に日焼けしている人も多いかと思います。

実は私、元々が色白で日焼けにはとっても弱いんです。(笑)
小学生だったときから5月に外のイベントがあったりすると、
鼻や首の後ろが真っ赤になって、その日はお風呂に入るのもつらくなるほどでした。


そこで、日焼けで痛い思いをしないように・・と、
朝仕事に出かける前に、SPFの数値が高い日焼け止めを
特に日焼けしやすい部分だけに塗ることにしてみました。

すると、特に日焼けしやすい部分(腕、鼻、顔の上半分)の日焼けのスピードが極端に落ちて、
日焼けしにくい部分との差が小さくなり、徐々にきれいに日焼けしていくのが分かりました。

けっこうきれいに焼けていくのがおもしろくて、それ以来、外仕事の時だけでなく、
草むしりや公園で子供たちを遊ばせるときなど、
30分以上屋外に出ているようなときは、
特に日焼けしやすい部分(鼻と頬、首の後ろ、腕)に日焼け止めを塗るようにしました。

おかげさまで、日焼けによるシミ・ソバカスはできませんし、
日焼けの跡が痛くてお風呂に入れない・・なんてこともありません。
ひじから先は黒くて、二の腕は真っ白・・なんてこともありません。

ほぼ毎年のように日焼け止めを購入していますが、
今年買ったのは、メンソレータムの日焼け止めのSPF50+ です。
理由は単純に、近所のドラッグストアで298円と安かったから。


外仕事が中心になる現場の職人さんであっても、
5月頃から日焼けでヒリヒリする・・という声は、案外多く聞きます。
また、外回りの仕事をされている方でも、
ひじから手の部分だけが真っ黒でかっこ悪い・・という声もときおり聞こえてきます。


男性の場合、日焼けした肌の方が健康的ということで
日焼け止めを一切塗らない人の方が多いと思いますが、
今日お話ししたように、日焼け止めを使った方が、
均一に焼ける上に肌がボロボロにならないのできれいに日焼けしてくれるんです。

無理をしないで、仕事に出かける前に日焼け止めを塗ってみてください。
朝仕事着に着替えるときにしっかり塗り込んでおくだけでも、
肌のダメージを最小限に防げて、きれいに日焼けしてくれますよ。

ぜひともお試し下さいませ。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年05月31日

5月17日(木)の放送内容


夏の一般家庭でエアコンの次に電力を消費しているには、冷蔵庫です。

エアコンはまだつけたり消したり・・が可能ですが、
冷蔵庫をつけたり消したり・・している人は皆無だと思いますので、
24時間確実に使われているわけですね。

24時間使っている家電製品だからこそ節電の効果も高そうですが、
冷蔵庫におけるもっとも効果的な節電対策は、ズバリ、「買い替え」です。

2000年頃の400Lクラスの冷蔵庫の消費電力は
実測してみるとおおよそ800〜1000kWh程度なんだそうです。
それが、2007年以降にどんどん省エネ化されたため、
2012年の400Lクラスの省エネタイプになると、
なんと300kWhを切る280kWhにまで落ちています。
おおよそ1/3になっているんですね。

「快適な夏に向けての節電対策(冷蔵庫編)」

テリー家の場合も昨年の夏に冷蔵庫が壊れたので
省エネタイプの冷蔵庫に買い替えましたが、
ほんとに月に1000円程度電気代が安くなったので
驚いたのを思い出しました。

ちなみに冷蔵庫の省エネは、どんなクラスでも進んでいるかというとそうでもなく、
400Lクラス以上ならどれも似たような数値(280kWh程度)ですが、
400L未満の冷蔵庫にはほとんど省エネ技術が搭載されていないので、
2人住まいだからといって、350Lクラスの冷蔵庫を購入すると
かえって電気代が上がる結果になってしまいます。

ですから2人住まいで買い替えの狙い目としては、
● 最低でも400L以上の容量
● 年間消費電力300kWh以下
● 10万円前後
あたりを選ぶと節電に効果的と言えるでしょう。


では、まだ数年しか使用していない冷蔵庫ではどうすればいいのでしょう?
実は、使い方を少し工夫するだけでも、年間で考えればずいぶんと節約できるのが
冷蔵庫のいいところです。(^_^)v

1. 放熱空間を確保する。

今の冷蔵庫はたいてい冷蔵庫の上部と、左右の壁面(前面も)で放熱しています。
ですから、まず冷蔵庫の左右をそれぞれ5p程度空けるように
冷蔵庫を設置してください。もし、食器棚などがある場合は、
食器棚の方を少し動かしてやはり5pは空けるように設置し直してみましょう。
それと、冷蔵庫の上部には何も置かないでください。

2. モノを詰め込みすぎない。

中に何が入っているか分からないぐらいにモノを詰め込んでしまうと、
冷気の循環を妨げてしまいますから、可能な限りスカスカの状態を維持しておきましょう。
感覚的な割合としては、7割程度を上限にしておくといいでしょう。

3.温度設定を1段階落としてみる。

高級機種のようにエコ機能がついているものは素直にエコ機能を使えばいいのですが、
そうでない場合は、温度設定を1段階落としてみてください。

4.冷蔵庫に入れるものを吟味する

常温(あるいは冷暗所)で保存しても良さそうなものは、
あえて冷蔵庫に入れる必要はないでしょう。

5. 開閉の回数と時間は最小限にすること

日本の一般家庭であれば、冷蔵庫よりも室温の方が高いはずですから
冷蔵庫を開けた瞬間にせっかくの冷気が逃げてしまいます。
逃げた冷気を取り戻すためにはまた新たな電力が使われるのです。
無駄なストックを止めることで冷蔵庫の中を探しやすくなり
冷蔵庫を開けている時間を短縮することが可能です。


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2012年05月24日

5月10日(木)の放送内容


5月5日に、日本で稼働していた最後の原子力発電所が定期点検に入り、
国内の原発が42年ぶりに全く動いていない状態になりました。
今年の夏は昨年よりもさらに節電をしていく必要が出てきます。

前回、断熱工事を施すことで節電ができることをお話ししましたが、
これは大きな工事になりますのでなかなか手をつけにくい部分でもあります。
そこで「もっと手軽に節電できる方法はないのだろうか?」
と考えたところ、、、、ありました!!

それは、今ある古い家電製品を、
最新の省エネ家電に買い替えることによって、
何も気にせずに節電する方法です。

資源エネルギー庁が出した「家庭の節電対策メニュー」によりますと、

  夏の日中(14時頃)には、
  在宅世帯は平均で約1,200Wの電力を消費しており、
  そのうちエアコンが約半分を占めています。
 
案の定といいますか、やっぱり第一位はエアコンなんですね〜。
ちなみに第2位は冷蔵庫です。そのあとにTV、照明などが続きます。
そこで今回は、「快適な夏に向けての節電対策」(エアコン編)というお話をしますね。

そして、エアコンの省エネ技術は2000年以降どんどん進み、
10年前の機種と比べると、電気の消費量が半分程度にまで下がっているそうです。
これは買い替え甲斐があるというものですね。
そうはいってもいくら省エネが進んだとはいえ、
最高級機種のエアコンになると、たとえ6帖用でも10万円程度しますから、
かなりの思い切りが必要になりそうですが、、、
イエイエ・・、ご安心ください。

最近の機種なら、エアコンの性能を示すCOP値において
普及価格帯の機種と、最高級機種の差はどんどん縮まっているからです。

ですから、エアコンは夏の冷房しか使わない・・というご家庭であれば
フィルターお掃除機能や空気清浄機能、暖房強化機能、人感センサーなどの
付加機能を一切つけずに基本機能だけの機種を選べば、
わずか数万円の基本モデルで着実に節電できることになります。
こういう買い替え方も考慮してみてはいかがでしょうか?

すでにエアコンを買い替えてしまったご家庭も多いかと思います。
最近の省エネ機種の特徴は、
1.エアコンを作動させたときに一気に冷やすので消費電力は最大となり、
  ある程度室温が落ち着いてくると、安定運転になって消費電力は極端に低くなる。
2.センサー感知を併用しているので、リモコンの場所や部屋の中の
  周囲温度によって、細かい制御をしている。
3.除湿(ドライ)はかえって消費電力が増える。


そこで今回は、節電につながるエアコンの使い方を紹介します。

@ フィルターはこまめに掃除する。
A 窓の外に日除け対策をする。
B エアコンのセンサー部分はきれいにしておく。
C 除湿機能は使わない。
D 頻繁なオン・オフはしない。
E 試しに設定温度を上げてみる

省エネエアコンを賢く使うことで、快適に過ごしながら
楽しく節電してみてくださいね。

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2012年05月17日

4月26日(木)の放送内容


 
つい先日、京都の祇園で軽ワゴンが観光客を次々とはねて
大勢の方が死傷しましたが、その記憶も冷めやらぬうちに
またしても、悲惨な事故が起きてしまいました。

18歳の少年が無免許のまま軽自動車を運転し、通学途中の小学生の列にそのまま突っ込み、
何人もの小学生と、子供たちの安全のために一緒に歩いていたお母さん
(出産を控えていた・・)をはねて、現時点でも死者2名、重体2名、
多数の負傷者を出す大事故になりました。

今回の事故で大切なお子さんを亡くした親御さん、
大ケガと同時に心にも深い傷を負ったお子さんたち、
さらに夏に出産を控えた若いお母さんの遺族の方のお気持ちを考えると本当に胸が痛みます。

亡くなった方や大ケガをされた方、そしてそのご家族様には
心よりお悔やみ申し上げます。


このような哀しい事故が二度と起きないよう、
今回は、「登校中の児童を守りたい!【京都・亀岡の事故】」
というタイトルでお話しいたします。

今回の事故でも、問題の道路は併走する国道の抜け道であり、
両側の側溝に全てフタが設けられたことで、たとえ通学時間帯であっても、
何台もの車がスピードを出して通過していくようになったんだとか。

大勢の小学生の列が登校していても、全くお構いなしで
ギリギリのところをかなりのスピードで通過する車もあって
近所の人たちも心配していた矢先のことだったそうです。

よくよく考えてみれば、亀岡の事故が起こったような道路は
日本の至るところに存在しています。

この道路の特徴を上げてみました。
@ 大きな幹線道路への抜け道になっている
A 住宅街の通学路である。
B 小学校がすぐ近くにある。
C 縁石などで区分けされた独立した歩道がない
D 車同士がすれ違える程度の道路幅がある。
E 見通しはそれほど悪くない。
F 近所の人から見ても危険な道路

みなさんがお住まいの地域にもあるのではないでしょうか?


やはり具体的な対策をする必要があります。

1. 車を通行禁止にする。
本当は全面通行禁止にしたいところですが、住宅街で生活道路にもなっているので、
朝の通学時間帯(朝7時〜8時30分とか)だけは通行禁止にする方法があります。
(許可車両以外、通行禁止ということです。)

2. 片側に縁石やガードレールを設けて、歩道を作る。
これは商店街などでよく見かけられます。
しかし、住宅街では自家用車の出し入れがあるので、
切れ目なくガードレールを設置するのはほぼ無理・・と言っていいでしょう。
また、十分な道路幅がない場合は、一方通行の規制と併用することになるかもしれませんが、
通過車両のスピードそのものを落とす工夫もしないと重大事故そのものが起きることも出てきます。

3. 要所要所に街路樹を植える。
道路の片側ではなく、飛び石のような感じで、道路の左右に交互に街路樹を植えていきます。
車はイヤでも蛇行運転を余儀なくされるので
必然的にスピードを落とすことになります。

4. バンプを設ける。
バンプとは、道路上に意図的に設けたコブのこと。
歩行者優先にしたい、公的な施設の手前などによく設置されています。
この上を車がある程度のスピードで通過しようとすると、かなりの衝撃があるので、
イヤでもスピードを落とすことになります。


子供は社会の宝という言葉があります。

たとえ自分の子供でなくとも、私たちが住む社会全体で守っていきたいですね。

そして、お車を運転されるみなさんには、どんなに急いでいても、
子供の姿を見たら自転車並みに徐行していただくよう、
あらためてお願いいたします。

今回のような哀しい事故が確実になくなるように心よりお祈り申し上げます。


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2012年05月10日

4月19日(木)の放送内容

 


 
全くの偶然でしたが、先日、ある資料を目にする機会があり、
少なからずショックを受けてしまいました。
その資料とは、、、「住宅の断熱と健康について」
近畿大学理工学部建築学科の岩前篤教授が
何年もの調査を経て発表した調査結果です。

「温度と健康の因果関係」というグラフは、
1月から12月の月別にして、それぞれの月に亡くなった人の数を棒グラフにしたものです。

どの年であっても、暖かくなる初夏(6月)から初秋(9月)までに死亡する方の方が少なく、
冬の時期(12月から3月まで)の死亡率が高くなることを示しています。
つまり、気候(温度)が寒くなると、死亡率が上がることを意味しています。

「住宅の断熱と健康について」というお話です。


住宅を断熱化した場合、住む人の健康にどのような変化があるかを調べた結果です。
この調査は、2002年から2008年までに、戸建住宅を取得した住まい手約2万人を対象に
インターネットで実施されたものです。

健康の影響対象とした症状は、

せき、のどの痛み、肌のかゆみ、目のかゆみ、手足の冷え、
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎、
アレルギー性結膜炎、  肺炎、脳血管疾患、糖尿病、高血圧の15種類です。

これが住宅を高断熱化していくとどうなるかを示したのが、
「高断熱化の健康改善結果」というグラフです。

驚いたことに、どの症状も緩和されています。
特に転居後の住宅の断熱グレードが4→5になると、
明らかに症状が軽減されることが分かります。

この断熱グレードは、私たちが通常指針としている、
「省エネルギー対策等級」(以下、省エネ等級)とは直接的な関連性はありませんが、
概ね次のような断熱の仕様のようです。

  断熱グレード3: アルミサッシ+シングルガラス ≒ 省エネ等級3
  断熱グレード4: アルミサッシ+ペアガラス ≒ 省エネ等級4
  断熱グレード5: 樹脂サッシ+ペアガラス ≒ 省エネ等級4+α 


その当時の私は、新築住宅の断熱仕様について、先ほどのグラフでいう、
断熱グレード5程度をお客様に勧めていましたが、
お客様に断熱の重要性を伝えきれなかったり総予算の兼ね合いもあって、
時たま、断熱グレード4程度に落とすことも、正直ありました。

それでも、私の地元である石川県は省エネ区分でいうW地域、
つまり温暖な関東や関西地方と同じで東北地方などに比べればはるかに温暖なこともあり、
「今まで住んでいた環境に比べればはるかに断熱環境はよくなるのだから、これでもいいよね?」とい

う風に考えたわけです。

岩前教授の調査結果を見ると、
断熱グレード3 → 断熱グレード4では
健康改善にはほとんど効果がないことが示されていたので
ショックを受けてしまいました。
やっぱり住まわれる人の健康のことを考えると
決して十分な断熱仕様とは言えなかったことになります。

幸いにして現在は、住宅エコポイントのおかげで
新築住宅なら省エネ対策等級4の家が50%以上に普及してきたので、
(「やっと50%か・・」という突っ込みは置いておきましょう。
  やはり、携わる住宅会社さんにも依りますので・・。)
平成21年以降に新築された家なら、
ほぼ断熱グレード5程度になっていると言っていいかと思いますのでご安心ください。


さて、今から新築するのであれば、さらにもう一歩断熱を進めた方がいいかと思います。
平成21年に推奨されたトップランナー基準というのがあるんです。
最低限でもそのトップランナー基準で断熱化された家を建ててください。

みなさまの住環境が少しでもよくなるような提言をこれからもさせていただきますので、
よろしくお願いいたします。

今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年04月26日

4月12日(木)の放送内容

 


 
今まで使っていた掃除機がついに事実上、使用不能になりました。

ほぼ毎日のように使っている家電製品なので、
さっそく新しい掃除機を選ぶことにしました。
最近のトレンドはもちろんサイクロン方式だったり、
アレルゲン除去のためのセンサーやフィルター付の高級機種が人気のようです。

サイクロン式掃除機のメリットは、
● 目に見えないハウスダストなどをきれいに吸ってくれる
● 排気がとてもきれい。
● 紙パックのランニングコストがかからない
一方、デメリットは、
● 本体が重い
● フィルターのそうじをする際、ホコリが舞い上がる
● 米粒などの固形物は苦手
・・・といったところでしょうか?


「掃除機を買い替えました」というお話です。

サイクロン式掃除機のメリットはとても魅力的に見えましたが、
テリー家のように小さな男の子が多い家庭では
ちょっと不向きのような気もしてきました。

そこで、私の家の選択基準を考えてみました。

@ 紙パック方式がよさそう?
テリー家のように小さな男の子が何人もいると、
掃除機で様々なものを吸い込む羽目になります。(>_<)

A アレルゲン関係のセンサーはいらないかも?
幸いにして、テリー家の子供たちは誰一人として、アレルギーの子はいません。

B シンプルな方式で安価であること
いわゆる普及価格帯のもので良さそうにも思えてきました。
結局、2万円以下で買えて、紙パック式の単機能でパワフル自走ノズルを組み合わた
パナソニックの掃除機MC-PK12Gを購入しました。


では、さっそくパナソニックのMC-PK12Gのレビューです。

予想していたとおり、本体重量は若干軽めでしたが、
ホースからパワーブラシのついたヘッドは、
持ち運ぼうとするとやや重めにも感じました。
しかし、手元のスイッチを「標準」に入れると、、、
先ほどの重さは全く感じず、どんどんゴミを吸い取りながら進んでいきます。

音は静かな方だとは思いませんが、サイクロン式よりは静かかな・・?という感じです。

そして驚いたことに、掃除機が通った後のフローリングは、
まるで雑巾で水拭きしたようにスッキリときれいな感触で
歩いていても気持ちいいんです!!

そして、パナソニックらしい親子ヘッドがなかなか便利、

一応、「強」ボタンもありますが、今のところ「標準」ボタンだけでも
十分にきれいに掃除できますし、場合によっては「弱」に落として使っているほどです。


掃除機はどこの家にでもある家電製品ですが、価格の幅は案外大きく、
数千円から10万円クラスの高級機種まであります。

価格が高いからと言って、その分耐久性が高いかといえばそういうわけでもなく、
高機能だからといって、その機能が10年以上長続きするわけでもなさそうです。
どのあたりでバランスを取るか、悩みどころですね〜。

まあ、新しい掃除機の場合は、どんなに安い機種を買ったとしても、
ブラシがすり減ったりフィルターがつまったりして
吸込効率が悪くなった古い掃除機との比較になるので
ほぼ確実にゴミの吸込みがよく感じるそうです。

そう考えると、、、古い掃除機を手入れしながら、あるいはガマンしながら使うよりは、
思い切って数年ごとに買い替えるつもりで使った方が良さそうな気がします。

5年以上使っている掃除機の場合は
思い切って買い替えてみてはいかがでしょうか?
ほぼ間違いなく、お掃除が楽しくなりますよ!


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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