2012年12月13日

11月1日(木)の放送内容

 


 
これから寒い冬を迎えるにあたって、
暖房器具の用意をしているご家庭が多いかと思います。

いざ買い替えようとすると、(あるいは家を新築しようとすると、)
様々な暖房器具があって、どれを選べばいいのか迷うケースも多いでしょう。

そこで、住宅設備だけでなく、
家庭で気軽に買い替えられるストーブや電化製品も含めて
暖房器具のメリット・デメリット、どんなケースに向いているか?
・・を、今週から2回に渡ってお話します。

今週は、「暖房器具いろいろ。住宅設備偏」です。


1. エアコン

比較的温暖な地域(関東地方・中部地方・北陸地方・関西地方以西)で
一番使われている暖房器具かもしれませんね。

メリットは、省エネ性と即暖性です。
スイッチを入れると数分で暖かい風が出てきて部屋を暖めてくれます。
また、最近のエアコンであれば、作り出す熱量に対してのコストは意外と低いです。
広い部屋を全般的に暖めるのに適しています。(吹き抜けを除く)

一方デメリットは、
エアコンの設置位置の関係から床に近い部分はなかなか暖まりにくく
部屋の中でも温度差ができること。
また、部屋が過乾燥になりやすいので
のどを痛めたり、インフルエンザになりやすくなる傾向があります。

それとこれは仕組み上、仕方がないのですが、
外気温が氷点下になるとどうしても室外機に霜がつきやすくなり
霜取り運転をしながらの暖房運転となると、暖房効率が落ちてしまうのです。

そうはいっても温暖な地域では十分にメイン暖房としての役割を果たしてくれますし、
新たに暖房器具を用意する必要がないので一番お手軽な暖房器具とも言えますね。


2. 床暖房

現在は床暖房といえば、ヒートポンプやガスを使った温水式床暖房。
ヒートポンプ式温水床暖房は熱源は電気ですが、エコキュートと同じヒートポンプを使って
温水(不凍液)を作り、その温水をフローリングの下に循環させることで部屋を暖めます。

メリットは、温水による輻射熱で床下から部屋を暖めるため、
体にも優しく部屋全体を均一でしかもクリーンに暖めること。
足下から暖めることからほぼ理想的な暖房となります。
また室内空間に暖房器具が設置されることがないので
究極の省スペース暖房ということになります。

一方、デメリットは導入時に100万円前後のコストがかかるということと、
床暖房がしてある部屋とない部屋では床の温度差がどうしても発生するため
かえって寒さを感じやすくなるケースが出てくることです。


3. 蓄熱暖房機

一番大きな8kWクラスでも、40万円前後で設置できることが多いので
住宅設備の暖房器具としては安い方かと思います。

蓄熱暖房機のメリットは、基本的に温風をほとんど出さずに輻射熱によって床や壁を暖めるので、
体にあまり負担を掛けずに日だまりのような暖かさを実感できることです。

デメリットですが、、、実はけっこうあります。
まず、場所をとること。7kWクラスになると、横幅だけで1.5m程度になり、
さらにクリアランスとして左右に15p程度必要になるので、
かなりのスペースを必要とします。

コンパクトな家でエアコン暖房が嫌いなお宅や、無垢のフローリングを使われるご家庭、
さらに日中は基本的に不在の家であれば、導入してもいいかと思います。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年12月07日

10月25日(木)の放送内容

 


 
羽毛布団といえば、値段も品質もピンキリの商品として有名な商品です。

ネット通販でよく売られている1万円程度のものから、
10万円超の一流メーカー品のもの、
さらに近所の公民館でゲリラ的に販売される100万円超の布団や、
数百万円の布団!!まで、
実に様々な価格の羽毛布団が売られています。(笑)

価格はそれぞれの予算に応じていただくとして、
せっかくなら性能の部分だけでも予備知識を持っていたいものです。


今回は、「羽毛布団の選び方」というタイトルでお話しします。

まず、「羽毛布団とは何か?」
水鳥から捕れるものとして、ダウン(羽毛)とフェザー(羽根)があり、
ダウンが50%以上使われていれば、「羽毛布団」と表示できることになっています。
「羽毛」とは、水鳥の胸から腹部に密生している綿毛。
放射線状のダウンボールを形成しているので、羽毛同士が重なり合うことがありません。  
      
         
1. かさ高(ゴールドラベル)

   ニューゴールドラベル (かさ高120ミリ以上)
   エクセルゴールドラベル (かさ高145ミリ以上)
   ロイヤルゴールドラベル (かさ高165ミリ以上)
   プレミアムゴールドラベル (かさ高180ミリ以上)

私たち夫婦用に買うのなら、最低でもロイヤルゴールドラベル、
価格的に許すのであれば、プレミアムゴールドラベルにしたいですね。


2. ダウン○○%

一つの目安としては、「ダウン90%以上なのか?、あるいはそれ以下なのか?」
・・が羽毛布団を買うときの目安になるかと思います。


3. グース or ダッグ

同じ「羽毛」と名がついていても、グース(がちょう)とダック(アヒル)の2種類があり、
グースの方が高級とされています。
寒い地域で育ったグースの方がダウンボールが大きくなって空気を取り込みやすいため
同じ重さでも「かさ高」を増やしやすくなるんですね。


4. 側生地の素材

羽毛布団の要はいうまでもなくダウンそのものなんですが、
寝心地や耐久性に大きく影響するのが、「側生地」の素材です。
いくら羽毛そのものが素晴らしくても、側生地がゴワゴワしていては、
使い心地も悪く体にもフィットしないので暖かさも半減するからです。


5. 製造メーカー

今まで取り上げた中で、外観から判断できるのはキルトと側生地ぐらいで、
それ以外の要素である羽毛の産地などはすべて、作った製造メーカーしか知らない内容です。


ちゃんとした羽毛布団であれば、真冬でも羽毛布団1枚で十分に暖かく眠れます。
お手軽な湯たんぽで低温ヤケドを起こしたり、心臓に負担がかかる電気毛布のリスクを考えると、
少々高く思えても暖かい羽毛布団を買った方がはるかに安全で安上がりかもしれません。

私たちが次に羽毛布団を購入しようとしたら、確実に予算を上げざるを得なくなるでしょうが、
ダウンのかさ高と側生地の柔らかさだけはあまり妥協せずに選びたいものです。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年11月24日

10月18日(木)の放送内容

 


 
今回はあらためて昔ながらの天然乾燥の特徴をお話しさせていただきます。

タイトルは、「天然乾燥の木材で、長持ちする家を建てる」。

本来であれば、木材の寸法安定性だけでなく、
構造材としての木材の強度を上げる目的もあって人工乾燥を取り入れていったはずですが、
様々な人工乾燥のスケジュールを見てみても、
最初から天然乾燥させた材よりも強度で上回る材は、結局ありませんでした。


「では、シロアリに対する耐久性はどうか?」

これは私も非常に気になっていた問題でした。
人工乾燥が普及してきたタイミングと、シロアリが築3〜5年レベルで発生する家が
出始めたタイミングが非常に似ていたからです。

当初は、2002年の建築基準法改正で、
シロアリによく効くクロルピリホスという農薬が使用禁止になり、代替品で安全性の高そうなシロアリ駆

除剤が普及したことが原因だと思っていました。
(人体への安全性が高い → シロアリにも効かない。)

しかしよくよく考えてみれば、
完全に使用禁止になる数年前からその毒性ははっきりと認知されて、
クロルピリホスの製造自体が極端に減らされていたのですから、
2002年に使用禁止となったといっても、
実質的には2000年頃には全くと言っていいほど使われていなかったようです。


木材の耐久性については、イエシロアリを使った耐久試験方法が確立されているのだそうです。

そこで人工乾燥の温度を変えていった場合に「耐久性が落ちるのかどうか?」を
天然乾燥した同じ樹種と比較することで実験をしたのだそうです。

その結果は明らかでした。

国産のスギの場合では、概ね80℃を超えるとシロアリの食害が増え、
国産のヒバ(能登ヒバ)の場合では、概ね70℃を超えると
やはり食害が増えた・・とのことでした。

この理由ですが、乾燥の温度を上げすぎると、
木材が本来持っている防虫成分(ヒノキチオールなど)が
どんどん揮発するために、防虫効果が薄れてしまうようです。


現在の木造住宅に使われている木材の乾燥方法は、
依然として人工乾燥が主流になっていますが、
実際には人工乾燥の条件(温度)をかなり厳密に管理しないと、
強度だけでなく耐久性までも天然乾燥より大きく劣ってしまうのです。

残念ながら現時点ではまだまだ人工乾燥の初期の過程で
高温セット(120℃)が含まれているので、
木材が本来持っている強度や耐久性を発揮させるには
人工乾燥はかえって不向きと言えそうです。


天然乾燥のメリットは、木の香りだけではありません。
木が本来持っている強度や耐久性を存分に活かせることが最大のメリットになるわけです。

残念ながら天然乾燥をやっている工務店さんは非常に少ないと思いますが、
(残念ながら大手ハウスメーカーさんでは皆無です。)
根気よく探せば必ず、天然乾燥した材にこだわっている工務店もいるはずですから、
ぜひとも探してみてくださいね。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。
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2012年11月21日

10月11日(木)の放送内容

 


 
今回は、木造住宅を建てるときにぜひ知っておきたい、
「木材の理想的な乾燥方法」のお話です。

木材を十分に乾燥させたあとで構造材に加工すると、
次のような効果を得られます。
● 建てた後に木材の寸法が安定する
● カビが生えにくくなる
● 虫がつきにくくなる
● 湿気に対する耐久性が増す
● 強度が上がる
つまり、木材を乾燥させると、
木造住宅にとって望ましい条件で建てられるわけです。

昔は、現在のような人工乾燥方法はありませんでしたから
木材を乾燥させるといえば、
◎ 木を桟積みして雨が直接当たらず、風通しのいい屋外に放っておく
◎ 屋根を掛けただけの屋外に木材を立てかける
いずれかの方法を使い、数年という長い期間をかけて乾燥させていました。

しかし、木材を天然乾燥させるのは厄介な問題もありました。
▲ 数年という長い時間がかかるため、すぐに使えない
▲ なかなか寸法が安定するほどの乾燥率まで下がらない
▲ 数年間放置する必要があることから広大なスペースを必要とする。

これらの問題を解決するために考え出されたのが、
現代の木造住宅で主流となっている人工乾燥です。
人工乾燥の方法はいくつかあるのですが、一番多いのは、
含水率30%強にまで自然乾燥させた木材を乾燥処理機の中にいれ、
温度と湿度を管理しながら高温で乾燥させる蒸気乾燥です。

大雑把な表現をすると、
100〜120℃で乾燥させるのを「高温乾燥」
80〜100℃で乾燥させるのを「中温乾燥」
80℃以下の場合は「低温乾燥」という表現をすることが多いのですが、
乾燥のスケジュールを短縮できることから
「高温」で乾燥させることも多いのが実情です。

高温で乾燥すると、確かに短時間で含水率15%前後という、
建物に使うのに最適な含水率まで下げることができるのですが、
その一方で「内部割れ」という問題や「色艶がなくなる」、
「焦げ臭くなる」などの問題も分かってきました。


そこで全国の木材を供給している県の自治体がタッグを組み
それぞれの地域材を使って、
「内部割れが起こると強度が落ちるのかどうか?」
「内部割れが起きないような理想的な乾燥スケジュールは?」
という課題に取り組むことになりました。

その結果は、内部割れそのものが起きたからといって
大きな強度の低下は認められなかったようです。
ただし、これも程度問題であり、あまりにも乾燥しすぎて過乾燥になった場合は、
せん断に関して明らかな強度低下も出てきました。

そこで次の課題として、
「内部割れが少ない(過乾燥にならない)人工乾燥のスケジュール」
を探し出すために、いくつかの乾燥パターンで実験を繰り返してみましたところ、
高温乾燥の時間を24時間とか18時間などできるだけ短くして
その後は、低温で乾燥させるか、天然乾燥させる方が乾燥時間はかかるものの、
強度を落とすことなく乾燥させられることが分かりました。


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2012年11月09日

10月4日(木)の放送内容


 
台風の時期に起こりやすいことの一つが、雨漏りです。

雨漏りした家に住んでいる方に伺ってみると、
家が新しいとか古いとかはあまり関係なく起こっているようです。

ついでにいうと、同じような時期に建てられた家であっても、
あるいは同じ住宅会社で建てた家であっても、
雨漏りしやすい家とそうでない家がある・・というのは
非常に興味をそそります。

雨漏りしやすい家の特徴を知るためにも
家の雨漏りがどこからするのか?を
まず知っておいた方が良さそうですね。

そこで今回は、
「雨漏りしやすい場所」というタイトルでお話しします。


1. 1階の屋根と壁がぶつかるところ

総二階の家では1階の屋根がなく、2階の上に屋根がついているだけですが、
かほく市では一般的に1階が2階よりも若干大きいので、
必ず2階が載っていない部分が出てきます。

2階が載っていない部分は屋根が掛けられますが、
その部分を下屋(げや)と呼びます。
この下屋と外壁がぶつかる部分は、実は雨漏りしやすい場所です。


2. 複雑な屋根のところ

最近ではあまり見ないのですが、
神社や仏閣のような「入母屋」(いりもや)と呼ばれる屋根形状は
雨が入りやすいです。


3. 屋根の勾配が緩い

屋根の勾配が緩いと雨漏りしやすいです。
屋根材の下には通常アスファルトルーフィングなどの防水紙が施工されるのですが、
防水紙同士の重なりはせいぜい10p程度。
ですからちょっと強い風が吹くと屋根の裏側に回った雨水が
容易に防水紙の重なりを超えてしまうのです。


4. 軒が極端に短い

最近多い雨漏りはこのケースです。
抵抗が少ない分、あっさりと屋根と外壁のぶつかるところ(取り合いともいいます)から、
雨が内部に侵入しやすくなるのです。


5. 板金屋根でしかも横平葺きになっている。

同じ板金屋根でも、流れ方向に対して継ぎ目が全くない
葺き方の場合は雨漏りしにくくなります。
しかし和風の家によく使われる横平葺きの場合は、
流れ方向にいくつもの重なりができる上に、
勾配も比較的ゆるいことが多いのでどうしても水が切れにくくなり、
板金屋根の腐食が進んでいきます。


6. 屋根のかかっていないバルコニー

木造住宅のバルコニーではシートタイプの防水が施工されます。
これ自体は10年保証付きの立派な防水施工なんですが、
逆にいうと10年経つと漏れても何らおかしくはありません。
施工した当時は丈夫でも、紫外線による劣化や振動による亀裂が防ぎにくく、
徐々に雨水が染みこみやすくなります。


さて、これらの条件が一つや2つあったからといって、
必ず雨漏りするというわけではないのですが、
やはり長い目で見れば雨漏りのリスクを増やすことになるので、
なるべくなら避けた方がいいかと思います。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。
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2012年11月04日

MROラジオで長田アナウンサーとお話しました。

11月2日、急遽ではありましたが、
MROのMさんからお声を掛けていただき
MRO(北陸放送・金沢市本多町)ラジオ
ゲスト出演させていただきました。

パーソナリティの桂木良子さんの番組に出演するということで
スタジオに向かうと、何とその向かいには
長田アナウンサーが座っていました。

長田アナウンサーとは、平成20年の住宅特番(MROテレビ)で
一緒に出演させていただき、収録の時は半日ぐらい
行動を共にさせていただいたので
何となくですが、、、親近感を持っておりました。

ラジオのスタジオに入ってから、
試しに長田アナウンサーにその時のことを話すと
ありがたいことに今でも覚えていると仰っていただきました。
(長田アナウンサー、ありがとうございます。)

ふだんはFM放送でパーソナリティをしている私ですが、
FMかほくの時は一人でマイクに向かって話しているだけなので
こうやってパーソナリティの方やアナウンサーの方と一緒に
お話しできるのはとても新鮮で楽しかったです〜。(^o^)


10分程度の放送の中では、
私の仕事のことも少し触れたりもしましたが、
私の中で一番印象に残っているのが
桂木良子さんに冒頭でいきなり5つ?の質問を受けたときのこと。
(かなりスピーディに次々と訊かれるんですよ。)

「血液型は?」とか、「星座は?」
・・といった定番の質問はふつうに答えましたが、
最後の方で
「もしも宝くじで5億円当たったら、何に使いますか?」
という質問に対しては、とっさのことだったこともあり、
「とりあえずユニセフに1億円寄付して、残りはゆっくりと考えます。」
と答えてしまいました。。。

質問した桂木さんもビックリしたようですが、
答えた私も、自分で驚いてしまいました。(アハハ・・。)

自分の中にそのような考えがあったことに
ちょっと自分を褒めてあげたくなるような瞬間で
とても幸せな気分を味わうことができました。

素晴らしい機会を得られたことに心より感謝しております。

全くのど素人の私を温かく迎えてくださった、MROのみなさま、
本当にありがとうございました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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2012年10月25日

9月27日(木)の放送内容

 


 
現在、家の建て替えや大規模なリフォームを計画している方も多いかと思います。
そんなみなさんに共通のお悩み、それは、
「今あるモノをどうやって収納するのか?」という問題です。

特に家族数が多い2世帯住宅の場合は
これがトラブルの元になるケースも多いようです。
「これは捨てればいいだろ!!」、「エ〜〜まだ使えるし。」
というやり取りが夫婦の間で頻繁にかわされ、
価値観の違いにあらためて悩むことが増えていきます。

そこで今回は、建て替えや大規模リフォームの時に必要な、
収納スペースの見極め方を紹介します。

特に家族数が多い2世帯住宅の場合は
これがトラブルの元になるケースも多いようです。
親世帯はこれまでの人生経験も多く、
それに従って多くのモノを所有していることが多くなります。

それと、建て替えや引越を伴う大規模なリフォームの場合は、
もれなく引越が2回ついてきます。
最初に取り壊す直前、仮住まいへの引越、
次に工事が完成したあとに仮住まいから我が家への引越です。

そこで、引越の負担を減らすためにも、まずは引っ越しする荷物の中で、
明らかに不要なモノを捨てていきましょう。
この作業は新築やリフォーム計画とほぼ同時進行になります。

最初に手をつけるのは、物置です。
特に大きな家や築年数の経っている家では、
だいたい物置状態になっている部屋がたいてい存在します。

まずは明らかに不要なモノを捨てていきます。
先ほど挙げた例からいうと、ふだんのゴミ収集では決して持っていってくれない
粗大ゴミを捨てるのです。

なぜ粗大ゴミから捨てるかといえば、
場所を取っているということ以外に判断にあまり時間がかからないからです。

次にキッチンの周辺も同じ作業をしていきます。
なぜキッチンなのか?といいますと、実はキッチンって
みなさんが思っている以上にモノが溢れているところなんです。


この作業を何回か繰り返すことで、自分たちの生活に必要な収納スペースが見えてきます。
片付けをする前だと、とにかくキッチンに溢れたモノをどうやって収納しようか?、
もっともっと収納が必要!!と思っていたのに、
片付けが終わってみると空きスペースが自分たちの想像以上に増えていることに驚くはずです。

残ったモノたちを今度は仕分けしていきます。
毎日使うモノ、週に1度程度使うモノ、1ヶ月に一度程度使うモノ、
1年に1〜2回程度使うモノ・・という感じで、使う頻度で仕分けるのです。

こうやってモノを捨てながら仕分けしていくと、必要な収納スペースが分かるだけでなく、
引越の時の負担も減りますし、ある意味引越のシミュレーションをするようなものですから、
心理的な負担も減らせるのです。

引越直前では仕分けが十分にできないので、
ついついいろいろなモノをダンボール箱に詰め込みがちです。
計画しているときから少しずつ着実に夫婦で捨てていくようにしてみてくださいね。

 
今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年10月18日

9月20日(木)の放送内容

 


 
30代以降のいわゆる子育て世代が家を建てる場合、
必ず「子供部屋」が同時に計画されます。

「そんなの当たり前だろ!」という声も聞こえてきそうですが、
実は日本では当たり前のように思われている「子供部屋」という名の勉強部屋、
けっこう珍しいんだそうです。

何が言いたいかと言えば、子供部屋とは、文化によって通うに違うものであり、
同じ日本人であっても、親御さんの考えなどによって
作り方は当然変わってくるということです。
(もちろん、子供部屋を作らないという考え方もあります。)


「子供部屋の作り方。」


1.後から仕切れる子供部屋

最近多いのは、子供が幼いときや小学校の低学年辺りまでは一部屋にしておき、
子供がある程度の年齢になってくると、仕切るようなスタイルですね。

入口のドアやクローゼットはあらかじめ2つ作っておき、
このラインで仕切る・・という境界がはっきりしています。
この形態で子供部屋を作るのは、
たいていお子さんがまだ幼く、未就学児ぐらいの場合が多いようです。


2.最初から6帖以下で仕切ってある子供部屋

「どうせ後から仕切るぐらいなら、最初から仕切って置いた方がいい」
という考えで作られるのが、6帖以下の子供部屋を子供の数だけ作るケースです。
私が子供の頃によくあった子供部屋も、このようなケースでしたね。

これを作るのは、お子さんが中学生以上とか、ある程度の年齢に達している場合だったり、
子供が男の子と女の子なので、最初から仕切るべきだという
親御さんの考えを反映させているケースです。


3.特定の子供部屋を作らずに大きな空間だけを作っておく

15帖以上の大きな空間を作って、後からパーテーションなどで
フレキシブルに境界を動かしていくことを想定しております。


4.これらの組み合わせ。

たとえば、後から2つに仕切れるタイプの子供部屋を作っておき、
3人目が生まれたときはリビングの吹き抜けを潰すとか。
後から2つに仕切れるタイプの子供部屋と完全個室の子供部屋を一つ作っておくケース。
子供部屋の方は勉強机を置かないような狭い作りにしておき、
勉強は共用のスタディコーナーで行うケース。


さて、いろいろと子供部屋の作り方を挙げてみましたけれど、
実は子供部屋の作り方でこれが正解というものがあるわけではありません。

親御さんがどのような考えで子供を育てたいか?、
あるいは親御さんの育った環境が子供部屋の作り方に大きく影響していきます。

もしよろしければ参考にしてみてくださいね。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年10月11日

9月13日(木)の放送内容

 


 
みなさんは新しく住宅を建てようとする場合、何を重視されますか?

デザイン、間取り、冬でも暖かい、収納がいっぱい、設備が充実している、
そして価格がお手頃であること・・といったところでしょうか?
もちろん、それらは住宅を構成する要素として、非常に重要なことです。

でも、、、もし、
デザインがよくて間取りも気に入っていて収納が充実している家が
築15年ぐらいでシロアリが大発生したり、
大規模な修繕工事が必要になったりしたら、どうしますか?

今回は、住宅を建てる上でとても大切なことの割には、
建てられる人がほとんど意識することのない、3つの重要な要素のお話です。


タイトルは、「家作りで欠かせない3つのバランス」


1.丈夫であること

2.長くもつこと
3.健康に住むことができる


東日本大震災以降、耐震性だけを謳ったり、
スマートハウスのように省エネルギー性だけを
強く打ち出した住宅の広告が増えてきました。

住宅会社の営業の人でもそれらの広告に沿った説明しかしない人も多いのが実情です。
しかし、どんなに地震に強くてエネルギー消費量の少ない家であっても、
10年や20年で腐ったり、シロアリにどんどん食べられてしまう家や
室内のニオイがきつすぎて住むだけで病気になるような家では、
決していい家とは言えません。

本当にいい家とは、丈夫、長持ち、そして健康な家と、
一見当たり前に見えるこの3つの要素を
高い次元でバランスさせた家のことを言います。

最近の傾向として、建物のローコスト化と耐震性をバランスさせた家は
とても増えてきたのですが、それだけでは後悔の元になります。

ぜひとも建物の耐久性や住む人の健康に配慮した住宅に
お客様自身が関心を持っていただけたら・・と思っております。

消費税増税やスマートハウスだけに気を取られるのではなく、
あらためて家の基本となる3つのバランスを大切にして、
本当に長く快適に住める家にしてくださいね。


今日も最後まで聴いていただき、ありがとうございました。

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2012年10月09日

河端さん、お疲れ様でした〜!!

 
この三連休中に、FMかほくの送別会が行われました。

FMかほく開局当時から
月曜夕方のサンセットクルージングでパーソナリティを務めていた
河端紀和子さんがお仕事がお忙しくなったということで
めでたく卒業することになったのです。

放送の曜日が違うこともあって、
河端さんとお会いできるのはせいぜい半年から1年に1回程度ではありましたが、
たとえわずかな時間であっても、河端さんとお会いすると
一瞬にして元気になれるほど素敵な方でした。

河端さんとの思い出で特に印象的だったのは、
FMが開局して1年目のことです。

初めてやるFMのパーソナリティとして
私が自信をなくしていた頃に、
それまであまり接触することのなかった河端さんに
とても力強く励ましていただいたことでした。

私から見れば、とても気持ちのいいボイスで
スラスラ〜と流れるようにお話しされる河端さんに
そこまで強く励ましていただいたことが
とても大きな自信になったのは、言うまでもありません。

私がFMのパーソナリティをするようになってから
早いものでもう少しで4年になりますが、
もしあのときに河端さんに励ましてもらっていなかったら
今も続けられていたかどうか怪しいものです。


それほど素晴らしい魅力を持った河端さんの送別会では、
何と17名の方が集まりました。

河端さんは送別会の時でも終始にこやかにしていましたが、
最後に一人一人に丁寧に挨拶をしながらプレゼントを渡していく姿に
あらためて素晴らしい人に出会えた感動を味わうことができました。

河端さん、またお会いしたときにも
素敵な笑顔で声をかけてくださいね。

今まで本当にありがとうございました!!


★今日のテリー語録

「あなたの送別会には、何人の人が駆けつけますか?」

どんなにエライ人であっても、
いつもイライラしていたり、怒鳴り散らしていた人の
送別会には、なかなか人が集まりにくいようです。
(私も今後は気をつけるようにします・・。)(^_^;)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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