・・・ 新築でも住めない家。その1 の続きです。
私がお客様にシックハウスのお話をしているときに
よく聞かれるのが、次のようなことです。
「今は法律でちゃんとされているからシックハウスはないって聞いたんですが・・。」
とか、
「気のせいだって言われましたけど・・。」
とか、
「別のメーカーで『当社はF☆☆☆☆しか使っていないので安全ですよ』と言われたんですけど。」
みなさんが仰る通り、2002年の建築基準法の改正で、
シックハウスの元凶ともいえるホルムアルデヒドの量はかなり制限を受けることになりました。
いわゆる内装制限ですね。
使われている建材1u辺りから放出されるホルムアルデヒドを
基準値以下に抑えたものしか使ってはいけないことになっています。
でも実際には、下地に使われている合板の使用量は
20年前とは比べものにはならないほど増えてしまいました。
たとえばかつては床の下地材と言えば、厚さ12ミリの合板だったものが
厚さ30ミリの合板になったり、場合によっては壁や天井など様々なところに
30ミリのごつい合板がいっぱい使われるようになりました。
1枚当たりのホルムアルデヒドが低くても
たくさん使うことになればそれなりの量にはなります。
また、ホルムアルデヒドそのものを減らしたとはいえ、
それ以外の化学物質については何の制限も受けていません。
厚生労働省では人間に影響のある揮発性有機化合物として、
いくつもの化学物質を指定しています。
具体的には、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、ベンゼンなどですね。
一般住宅に使われている合板には大量の接着剤を使っていますし、
その中にはホルムアルデヒド以外の化学物質も当然多量に含まれているので、
どうしても影響を受けやすくなってしまいます。
逆に言えば、F☆☆☆☆は、ホルムアルデヒドだけを減らしたけれど
それ以外は野放しになっているので、とても安全と言えるものではないのです。
・・・ 新築でも住めない家。その3 に続く。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ランキング参加中です。
![]()
内容に共感していただけたら、 ↑ クリック ↑ をお願いいたします。

