・・・ 親が試されるとき。1/2 の続きです。
このところの三男リョウタ(4歳)のやんちゃぶりに
すっかり手を焼いているテリー家。
夫婦での話し合いを続けます。
「リョウタにしてみれば、
褒められるようなことをしたところで、
褒められるのは、ほんの一瞬なんだよね。」
「ひょっとしたら・・の話だけれど、
その反対に、嫌がられるようなことをすると、
強く叱られるなり反撃されるなり、
リョウタへの関心は強くしかも長続きすることを
知ってしまった部分もあるんじゃないかな?」
「あ・・・、そうか!
褒める時間をもっと長くして、叱るときは呆気ないぐらいにすればいいのね!!」
「いいアイデアだね!
きっとそうすると、いいことをする時間が増えてくれるんじゃないかな?
リョウタにとっては、自分に関心を持ってほしいだけで悪気は全くないんだから、
そのための方法は何でもいいはずなんだ。」
「これからはもう少し念入りにリョウタを褒めるようにして、
叱るときは短くなるようにしてみるよ!」
私たちからすれば、たくましく見えるリョウタですが、
世間的にはまだまだ4歳の幼児に過ぎません。
本来ならまだまだ親に甘えたい年頃のはずです。
その甘え方は、その子その子の性格によって違うだけで
甘えたい気持ちは同じと考えていいでしょう。
親の方でそ子供の気持ちを理解しようとするだけでも、
ずいぶんとその子への見方・感じ方が変わるような気がします。
大人・子供の関係なく、
人にとって一番つらいのは、
自分の存在を認めてもらえないことです。
その子の元々の性格によって
一生懸命褒めてもらおうとして、親の望むことを一生懸命やり続ける子と、
その反対に親から強く叱られることによって、
自分の存在を確認する子がいます。
私たちがその気持ちに気づいてあげられるだけでも
ずいぶんと変わるのではないでしょうか?
私たちは、ついついまだ幼い我が子に対して
(無意識に・・)いろいろな期待を持ってしまいがちです。
「この子がもっとお友達となかよくできたら・・」とか、
「もっとお手伝いしてくれるような子だったら・・」
「何も言わなくても勉強してくれればいいのに・・」
などなど。
もっともそれは親の都合で勝手なことを言っているに過ぎませんし、
子供がその通りにしないからといって、
「子供に振り回されている」わけでもありません。
そもそも子供にしてみれば、親を振り回している感覚はあまりないでしょうし・・。
少しでも子供の気持ち(本音)を受け止めてあげられるだけでも
子育てのストレスも軽減されるのではないでしょうか。
★今日のテリー語録
子供のことでイライラしたときこそ、
子供の気持ちを想像したり、私たちの行動を振り返ってみる
いいタイミングだと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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本当にその通りですね。
子どもは、言葉でうまく表現しきれないことを、
行動で伝えてくれているのかもしれないですね。。
自分(親)の期待=エゴ・・って自覚すると、
わが子とはいえ、配慮が足りないわと、気を付けるようになりました。
息子は、「すごいね・えらいね!」というほめ方よりも、
「今、○○してるんだね!」という言葉かけで、見違えるように変わりました。
テリーさんが「存在を認める」とおっしゃるように、
「今、ここでの言動に注目して認める」ということなのかな・・と思っています。
言葉に書くのは簡単ですが、やっぱり、
心から関心を持っているかどうか、
子どもはしっかり見抜くものですね☆
共感していただきありがとうございます。
> 息子は、「すごいね・えらいね!」というほめ方よりも、
> 「今、○○してるんだね!」という言葉かけで、見違えるように変わりました。
なるほど、それは素晴らしいエピソードですね。
よゆみみ様の経験は、とても参考になりましたよ。
私も子供たちに話しかけるときは、よゆみみ様のように
声をかけるようにしていきますね。
素敵なアイデアを教えていただき
ありがとうございました。