2012年03月12日

鵜住居地区防災センターの悲劇 1/2


昨日は東日本大震災からちょうど1年ということで、
どのテレビ局も東日本大震災の特別番組を放送していました。

心温まる感動のお話がある一方で
胸が締め付けられるほど、いたたまれないお話もありました。

岩手県釜石市鵜住居(うのすまい)地区の防災センターの悲劇は
今まで私がよく知らなかったこともあり、
見ていて本当につらかったお話です。

釜石といえば、大きな津波に襲われながらも日頃の防災教育が効を差し
市内の14の学校、およそ3000人の子供たちが無事に避難した
「釜石の奇跡」で有名なところです。

しかし、同じ地域で全く正反対のことが起きていたなんて。。。


   鵜住居(うのすまい)の地区防災センター。
   完成からわずか1年余りでしたが、2階の窓が全部無くなるくらい、
   梁のギリギリまで浸水しました。

   避難してきた人は150人を超えましたが、助かったのは28人でした。
   岩手県の津波浸水予測図によると防災センターの周辺は、
   浸水予測の外になっていました。

   地元の人はここが津波の避難所と考えましたし、
   避難訓練の際もここを利用していました。
   しかし釜石市はここを津波の避難所に指定していませんでした。
   
   市によると津波の避難所は高台にしていて、
   防災センターは土砂災害の際の拠点と位置づけていたのです。
   住民と意識のずれがあったのです。

                    (IBC岩手放送 より引用しました。)


岩手県釜石市は明治三陸沖地震の際にも津波の被害があり
防災意識の非常に高い地域だったため
津波の避難訓練を定期的に行っていたそうです。

大切な住民の命を守るために、避難訓練への参加率を高める必要がありました。
地域には高齢者が多かったのですが、少しでも参加しやすいように
地域から距離のある高台(本来の避難場所)ではなく、
訓練用として近場の地区防災センター避難所(本来の避難所ではない)を設定し
震災のわずか数日前にもそこを使って避難訓練をしたのだそうです。


・・・ 鵜住居地区防災センターの悲劇 2/2 に続く。


★今日のテリー語録

「人間は、習慣の動物です。」

状況が適切かどうか、あるいは正しいか悪いかで
行動するわけではありません。
ふだん行動しているとおりに行動するだけのことです。
一流のスポーツ選手ほど練習時間が長いのは、
練習でうまくできないプレイは、「本番」の試合でも当然できないことを
よく知っているからです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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posted by テリー at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災
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