つい数日前のこと、嫁さんが学童保育に行く長男(小2)のために
お弁当のおかずを作っていました。
いつものようにガスコンロを使って揚げ物をしていたときのこと、
不意に子供たちがケンカを始め、その仲裁に入っていたときに
異常加熱をした天ぷら油が鍋から飛び跳ねてしまい、
飛び跳ねた天ぷら油が五徳のところに落ちて、火がついたのです!
幸いにして、てんぷら鍋の中までは引火しなかったものの
あわや火災になりかねない状況でした。
ちょうど出勤直前だった私がすぐに気づいて、ガスを消し止めたものの、
ふだんから火の扱いには慎重な嫁さんにとっても初めてのことで
ショックのあまりしばらくは何も話せなくなっていました。
これも神様からの「警告」だろうな・・。
でも、どうやって対処すればいいのだろう??
IHクッキングヒーターを入れるのが一番なのかもしれないけれど、
築40年の借家にそんな200Vの工事をする気にはならないし、
やはり今まで通り、自分たちで注意するしか方法はないのだろうか?
でも、これからもこのような状況はあり得るだろうし、
何か対策は取れないものだろうか??
そんなことを考えているときに、
ふと、大事なことを思い出しました。
平成20年10月から法律が改正されて、
家庭用の2口以上のガスコンロは、
全てのコンロに安全センサー「Siセンサー」が義務化され、
従来の1口だけにセンサーがついたガスコンロや
センサーの全くないガスコンロは、
製造だけでなく販売も禁止になっていたのです。
Siセンサーとは、
天ぷら油過熱防止装置、立ち消え安全装置、こんろ・グリル消し忘れ消火装置
の3つの機能を備えた賢いセンサーのこと。
平成20年4月以降に製造されるガスコンロは、
火がつく全てのコンロ口にSiセンサーをつけることが義務づけられた。
テリー家で現在使われているガスこんろは、
嫁さんのお姉さんが家を新築した際にもらったものです。
(数年前のものらしい。)
立ち消え防止装置とチャイルドロックはあるものの、
Siセンサーのような高度な安全装置は当然ついていません。
今回の件でショックを受けた私たちは、
火元を離れる際に必ず火を消すことをよりいっそう意識して
気をつけるのはもちろんのことですが、
万一に備えるためにも、現在流通している全口Siセンサーつきのガスコンロに
急遽、買い替えることにしました。
・・・ 冬に多い? 天ぷら油火災への対策。 その2 に続く。
★今日のテリー語録
大きな事故が起きたときよく調べてみると、
必ずその少し前から「ヒヤリ・ハット」があるそうです。
このヒヤリ・ハットの時にちゃんと向き合って適切な対策をとらないと、、、
重大な事故が起きる可能性が高まるのです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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