2011年08月18日

祖母から学んだこと。(お年寄りと同居する方へ・・) その2

 
・・・ 祖母から学んだこと。(お年寄りと同居する方へ・・) その1 の続きです。


2. 家の中の小さな段差。

80歳を過ぎても相変わらず、口も手も達者な祖母でしたが、
あるとき、家の中の敷居(段差25mm)につまずき
足の骨を骨折してしまいました。

小さな子供が敷居でつまずいて転んでも
ケガをすることはほとんどないでしょうが、
お年寄り、特に女性の場合は骨粗鬆症が進んでいることも多いので
ちょっとしたことで簡単に骨折してしまいます。

  骨粗鬆症とは、

  年をとることや閉経を迎えたことに加えて、食事でのカルシウム摂取不足や運動不足などが
  原因となって骨のカルシウム量が減少し、骨がスポンジのように粗くなり骨折しやすくなる病気です。
  骨粗鬆症は女性に多く、男性の4〜5倍にも達します。

築20年以上の住宅に多いのが25〜30mm前後の段差です。
廊下から畳の部屋に入るときはもちろんのこと、
廊下からキッチンであっても、敷居の段差が存在することが多いはずです。

わずか25mmの段差といえば、ふつうの人であれば
無意識にまたいでいるぐらいの段差ですが、
歳を取ってくると徐々にひざが上がらなくなり、
ちょっとした段差でもつまずくことが増えていきます。

大きな段差のあるところでは誰でも気をつけますが、
無意識にまたいでいるぐらいの小さな段差の方がむしろ危険ということになります。

もしできるなら、廊下などの床高さを和室や敷居の高さまで上げることによって
家庭内のバリアフリー化をしていくといいと思います。

現状の床の上に、木製の下地材やフローリングをそのまま敷設することによって
かんたんに家庭内のバリアフリーができてしまいますので、
足腰がおぼつかないお年寄りと同居される場合は
ぜひとも取り入れてください。


3.長期の入院による痴呆

お年寄りの骨折ですから、
すぐに病院に入院することになりましたが、
やはり歳を取っているためになかなか骨が再生されません。
骨がくっつくまでに若い人の3倍以上はかかるそうです。

そして、3ヶ月以上という長期の入院生活のために
ついに痴呆の症状が現れてきました。

それまで一通りの家事を全てこなしてきた人が
いきなり歩くこともできず食事から排泄に至るまで
人の手を借りながらすることになれば、痴呆が進むのも仕方のないことでしょう。

なるべくなら入院せずにすむ方が痴呆を遅らせるという意味でも
有効な手段だとわかりました。


・・・ 祖母から学んだこと。(お年寄りと同居する方へ・・) その3 に続く。


★今日のテリー語録

「ケガもなく健康に過ごせるのが一番!」

お年寄りがいったん入院すると、どうしても長期になりがちです。
入院生活が長いと、どんなに元気に生活していた人であっても、
必ずと言ってもいいぐらい痴呆の傾向が出てきます。
また、家庭内での事故は、みなさんが考えている以上に多いので
少しでも楽に介護できるように、早い段階でバリアフリーにするのをオススメいたします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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posted by テリー at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | バリアフリー
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