先週、私の祖母が亡くなりました。
(よろしければ、「追悼、おばあちゃんありがとう!!」 もご覧ください。)
葬儀なども無事終了し、今週に入って落ち着いてきたこともあって
祖母からいろいろなことを学んだことを思い出しました。
80歳になっても元気だった人が
● 加齢とともにどのように衰え、
● そして、どのようなリスクが存在するのか、
● また健康に歳をとるためのバリアフリーとは何か?
・・ということが長年の祖母の様子から少しずつわかってきたのです。
お年寄りと同居されている方や
将来的に同居や介護の予定がある方には参考になるかと思います。
1. 敷き布団よりもベッド。
私の祖母は明治生まれの昔人間で、
「そろそろベッドにした方が楽なんじゃない?」と聞いても
「いらん!!」と素っ気ない答えが返ってきましたし、
洋式トイレの改修工事を勧めても
「お金がもったいない!」
・・といった感じでした。(^_^;)
確かに80歳を超えてからも
自分の食事や、洗濯、掃除、庭の草むしりなども
日常的にこなすほど元気な人でした。
しかし、それほど元気な人であっても
加齢とともに徐々に足腰が弱っていくのは避けられません。
ある時、あれほど嫌がっていたベッドを
自分から欲しがるようになりました。
「頼むから、寝台(ベッド)を買ってくれ。
起きるのがだんだんつらくなってきた。」
元気なお年寄りですと、
「やっぱり日本人は、畳の上に寝るに限る!」
という感じでベッドの生活を否定する傾向が強いのですが、
足腰が徐々に弱ってくると、敷き布団から起き上がるときが
本当につらくなるようです。
一方、ベッドなら、体をいきなり起こさなくても、
足をベッドの下に降ろすことで腕の力も使いながら
容易に起き上がることができます。
・・・ 祖母から学んだこと。(お年寄りと同居する方へ・・) その2 に続く。
★今日のテリー語録
いくらこちらの方がいいと思っても、押しつけるように話すと反発を食らうのがオチです。
「○○のおばあちゃんも『楽になった!!』って喜んでいたよ。」など、
少しずつ良いイメージを話していき、無理強いしないようにしてみてください。
ある日、ちょっとしたことで同意するかもしれませんよ。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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