2011年04月24日

放射能とインフルエンザ 2/2

 
・・・ 放射能とインフルエンザ 1/2 の続きです。


確かに一時的に大量の放射線を浴びると、体への影響が出るケースはありますが、
福島県出身の人と触れたからといって、放射能がうつるわけではありません。

そもそも、地球上にいる全ての人は、年間である程度の量は浴びていますし、
健康診断や人間ドックなどでもそれなりの放射線を浴びています。

たとえば・・・、   (※1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト)

  胸部レントゲン 1回あたり 0.05ミリシーベルト = 50マイクロシーベルト
  胃レントゲン  1回あたり 0.6ミリシーベルト = 600マイクロシーベルト
  CTスキャン  1回あたり 6.9ミリシーベルト = 6900マイクロシーベルト

  航空機(成田〜ニューヨークの往復) 1回あたり 0.2ミリシーベルト = 200マイクロシーベルト

  自然放射線被曝   年間 2.4ミリシーベルト = 2400マイクロシーベルト
 (宇宙・地上・体内などからの被曝)

              ( 「日常生活で受ける被ばく(航路線量計算システム)」より引用。)

けっこう、それなりに被曝していますね・・。(苦笑)


『 放射能は目に見えないから怖い! 』

いくら政府や識者たちが、「放射能に対する正しい知識をもってください!」
と叫んだところで、この手の「差別」は次から次へと起こるでしょう。

問題の本質は、「正しい知識」をもっているかどうかではないような気がします。


私たちは常に大なり小なりの“不安”を持ったまま、日常生活を送っています。

たとえば、生活への“不安”、孤立への“不安”、
健康への“不安”、そして、死への“不安”など、
それらの“不安”は、特に根拠があるわけではありませんが・・、
容易に様々なものと結びつけてしまうのが、人間なのかもしれません。
(「不安が、(新たな)不安を呼ぶ」といえば、わかりやすいでしょうか?)

過去にも、エイズや、原爆の犠牲者、ハンセン病の患者の方々が
忌み嫌われて“隔離”されましたが、
それもすべては単に「無知だったから・・」というよりは、
人々が元々もっていた自分自身の“不安”と結びつき、
“不安”を自分自身で増幅させたことで、
大きな「差別」を生んだのではないでしょうか。


こういった「差別」を生む感情は、きわめて人間らしいともいえるので
それを持っていること自体が悪いとは思いませんが、
その差別が、新たなイジメを毎日のように作り出しています。

子供の世界でイジメがなくならないのは、
大人の世界でイジメがあるからです。

子供たちは、いつも周りの大人たち(特に両親)の影響を色濃く受けていますので
親が何気なく言った一言や、一連の言動を、しっかりと捉えています。

もし、自分たちが差別されたらどう思うか?・・を
あらためて子供たちに教えてあげてください。
そして、子供たちに教えると同時に、
親が自分でもゆっくりと噛みしめて考えるようにしてみてください。

ふつうの人が無意識のまま抱いてしまう“差別感情”、
そして、“差別感情”を生み出している原因が、
相手と全く関係のない、自分自身への不安から生まれたことを意識するだけでも
この“差別”は少しずつ軽くなっていくのではないでしょうか?


★今日のテリー語録

「その情報を聞いて何を思いどう行動するかは、人によって違います。」

同じ情報を与えても、安心する人もいれば、
疑って反対の行動をとろうとする人もいれば、
他の人を煽ってまで、さらなる不安をまき散らす人もいます。
あまりお近づきにはなりたくないですね・・。(^_^;)

今日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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posted by テリー at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災
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