2011年03月22日

いつも通りの生活が被災地を救う。 その2

 
・・・ いつも通りの生活が被災地を救う。 その1 の続きです。


ふだんの生活、当たり前の生活を送られることに感謝しながら
みなさんがふだんしている目の前の仕事を精一杯やってみて下さい。

たとえば、主婦のみなさんであれば
今まで無駄に使っていたものを見直す大きなチャンスです。

以前よりも厚着をして、エアコンの設定温度を2℃ぐらい下げるだけでも
電気代や灯油代はずいぶんと下がるでしょうし、
自転車や徒歩で買い物に行くだけでもガソリン代が節約できます。
(健康にもいいですよね〜。)

製造業のみなさんだと、
「東日本の工場から部品や資材の供給がなくて仕事にならない!!」
・・状態かもしれませんが、
別のところからの供給を開拓するチャンスでもありますし、
取引先の被害が今の予想よりも少なくて、意外と早く復興するかもしれません。
そして、生活に必要な全てのモノが必要になった被災地やそれを支援する人たちのために
以前よりももっと増産を行うこともできるはずです。

流通業のみなさんだったら、
西日本や海外からの調達も検討しつつ様々な方法を試行錯誤しながら
必要な物資を確実に被災地や通常のエリアに届けることで
被災地への安定供給に貢献できることでしょう。

土木や建設業においては、
被災地での復興はもちろんのことですが、
それ以外の地域での工事では、
工程の見直しや、代替品への交換などで
少しずつでも工事を進めることを考える必要が出てきます。

また部品の供給難で、一時的に工事がストップした場合であっても、
顧客に対し誠実に説明することで、少しだけ待ってもらうことも
大切な仕事になると思います。


いずれの業界であっても、日本経済全体で見てみれば、
大きな国内需要を抱えることになったわけですから、
どんどん生産して、どんどん流通させていけば
みんなの予想をはるかに超えるスピードで復興することは間違いありません。

そして、みなさんが日々行っている目の前の仕事を誠実にこなしているだけで
日本の経済は確実に回り出し、東日本地域の復興はもちろんのこと
それをきっかけに日本経済に明るい未来をつなぐことができるのです。


・・・ いつも通りの生活が被災地を救う。 その3 に続く。


★今日のテリー語録

「被災地が復興を成し遂げたとき、日本経済が下を向いていたら・・・。」

TVなどで被災地の窮状を見続けていると、
ついつい自分たちが自由にお金を使ったり、
行楽地に行ってはいけないような気分になってしまいますが、、、
その雰囲気に流されてしまうと、震災前よりもさらに不景気になってしまい
復興した後の経済活動が成り立たなくなってしまうかもしれません。。。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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posted by テリー at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災
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