東日本大震災から早いもので10日が経ちました。
海外で活躍するスポーツ選手や各界の著名人の方々からも
大きな金額の義援金が寄せられました。
被害に遭わなかった地域でそんなニュースを聞いた人の中には、
「被災地のために何かしてあげたいけど、1億円の資産なんて持っていないよー・・。」
とボヤいている人もいるかもしれません。
あるいは、早々に被災地に入ったボランティアのニュースを見ながら
「被災地の方々のために、避難所の炊き出しとか手伝いたいけど、
子供もまだ小さいし、親の介護もしなきゃいけないから
この場を離れるわけにはいかないし・・・。」
と思った人もいるでしょう。
たとえ義援金を寄付できなくても、被災地に出向かなくても、
被災した方々の支援をすることができるんです!!
それは・・・・、
「エッ!?」と思われた人もいるかもしれません。
でも、本当のことなんです。
被災地のたいへんな状況をニュースで見ると
ついつい、「かわいそう・・。」などと思ってしまいますが、
みなさんがそう思うだけで、マイナスの哀しいエネルギーが
みなさんの行動に無意識のうちにブレーキをかけてしまい
かえって復興への道が遠くなってしまうのです。。。
幸いにして、みなさんのところは被災したわけでもなく
たとえ計画停電があったとしても、とりあえず住む家があり、
生活に必要なモノも現時点で手元にあるんですよね〜。
笑顔で「ありがたいね〜。」といいながら、
いつも通りの生活をしていくことで、
笑顔が笑顔を呼び、それがどんどん人を通じて伝わっていき、
被災地での支援活動にも、笑顔のプラスエネルギーが伝わっていくのです。
それと、いつも通りの生活とは、いたずらに買い占めに走らないことでもあります。
ひょっとしたら、被災地の物資不足のニュースや、
首都圏での日用品が店頭からなくなったニュースを見ているうちに、
「私たちのところも、必要なものがなくなるかもしれない・・。」
という不安や恐れが出てくるかもしれません。
被災地でもなく、必要な物資が手元にあるにもかかわらず
ついつい不安や恐怖から、「とりあえず買っておこう。」
と、無意識のうちに買い溜めに走ってしまいます。
さらに、あなたが日用品を買い溜めている状況を見た人たちの中にも
「ウチもとりあえず買っておかなきゃ!!」と思う人が出てきて、
実際に店頭から商品が消えてしまうと、
誰もそんなつもりがなかったにもかかわらず
買い占めの連鎖が加速度的に起こってしまいます。
店頭の商品がなくなってしまうと、小売店のみなさんも
新たな注文を製造元に出す羽目になってしまい、
本当にモノ不足になってしまいます。
そうすると、本当に被災地で必要とされている日用品が
本当に供給しにくい状況が生まれてしまいます。
元々、供給過剰気味だったぐらいなんですから、
(だからこそ「デフレ」とまで言われていたんですよね〜。)
いきなり日用品が供給不足になることなどあり得ません。
パニックを起こさずに、ふだん通りの日用品の買い方をしながら
ちょっとだけ節約を心がけるだけでいいのです。
モノがなくなってしまう不安や恐怖から、
ついついストック買いをしたくなったときでも
せいぜいふだんのときに「特売だから買っておくか。」
・・ぐらいのストックがあれば十分かと思います。
みなさんがふだん通りの買い方をしているだけで
パニックによる買い溜めの動きが抑えられて、無駄な流通や在庫が減るので
必要な物資がスムーズに被災地に送られることにつながるのです。
・・・ いつも通りの生活が被災地を救う。 その2 に続く。
★今日のテリー語録
そう思えるだけで、笑顔が出てくるでしょう??
その想いを持ったまま、ふだんの生活をすればいいんですよ。(^o^)
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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東北で被災のない地区は、物資も回るようになってきた気配もあります。ただ、GSだけが慢性的に不足していますが、これも解消傾向になると考えています。
いつもより流通をうごかさないようにする意識がけをする行動だけでも、被災地への支援につながります。
被災地である仙台在住のやまちゃん様から
共感のコメントをいただけたことに
とても感謝しております。
被災していない地域の品薄傾向は、
企業さんの支援物資の大量発注
→店頭の商品が減る
→それを見た一般市民の買いだめ
→小売店の追加発注
→被災地優先のため供給が遅れる
→小売店から商品がなくなる
・・・といった状況もあったようです。
やっぱり、ふつうの生活を心がけたいですねー。
やまちゃん様のコメントで、むしろ私の方が勇気づけられました。
ありがとうございました!!