3月11日、午後2時46分頃、東北・関東地方から太平洋沿岸と
非常に広い範囲で、大きな地震が発生しました。
今回の地震は、国内の観測史上最大となるマグニチュード8.8だったそうです。
(ちなみに阪神・淡路大震災は、マグニチュード7.9。)
そして、地震の揺れそのものもすごかったのですが、
それ以上に被害を大きくしたのが、太平洋沿岸に次々と押し寄せる大津波でした。
大きな船やフェリーとともに、車や家が流されている様子や、
宮城県にある仙台空港全体が津波にのみこまれている様子は
とてもこの日本で、現実に起きているとは信じられない光景でした。
現在も大きな余震が、太平洋側だけでなく日本各地で発生しています。
これらの余震は、単なる余震と言うよりも
今まであまり考えられていなかったほどの
大きな複合地震なのかもしれません。
そして、これらの地震のエネルギーは複合的に組み合わさり、
さらなる津波を発生させる可能性もあります。
北陸などの日本海側であっても、様々な条件が重なれば、
大きな津波になる可能性は十分にあり得ます。
それに大きな揺れが今後起こらないという保証は全くありません。
みなさんのご無事を心からお祈り申し上げます。
また、今回の地震で被害に遭われた方々には、心よりお悔やみ申し上げます。