2011年02月05日

TV・TEL・LANなどの配線をどのように計画しますか? その3

 
・・・ TV・TEL・LANなどの配線をどのように計画しますか? その2 の続きです。


では、実際の配線はどのように施工されるのかをお話します。

TVは地デジ用の同軸ケーブルを使われますが、
現時点で必要そうなところへの配置でよろしいかと思います。

一般的には、リビングやダイニング、寝室や和室に
配線されることが多いでしょう。
子供部屋にTVを入れるかどうかは、その家庭によると思います。。。
(個人的には、特に必要性は感じられませんが・・。) (^_^;)

もっとも、子供向けには必要ないが、進学などで子供がすぐに出て行き、
その後は主人の書斎に転用する・・というケースでは
入れておいてもいいかもしれませんね。


TELは、おそらく直径16ミリのCD管を使うと思いますが、
それも現時点で必要そうなところへの配置でいいかと思います。

10年ほど前であれば、至るところに
TELを配置しておこうという考え方もあったようですが、
時代は変わりました。(笑)

TELやFAXを置くところだけでよろしいかと思います。


いよいよ、みなさんの期待がふくらむ・・(意味不明)、
家庭内のLANのお話です。

家庭内LANの施工は、後からLANケーブルの入れ替えなどができるよう、
すべてCD管(空の配管)を配置して、その中にLANケーブルを通していきます。

10年ほど前であれば、TVのようにLANケーブルを直接配線して
固定してしまうこともあったようですが、
それでは、後から転送スピードの規格が変わったとき、
(10M→100M、100M→1000M、1G→さらに上の規格など)
配線を交換することができなくなってしまいます。

情報通信の規格は、どんどんスピードアップしていきますので
LANに関しては、後からでも配線を交換できるように
空の配管(一般的には直径16ミリのCD管)を配線していってください。


・・・ TV・TEL・LANなどの配線をどのように計画しますか? その4 に続く。


★今日のテリー語録

「世の中は常に動いています。」

携帯電話の普及によって、家庭用TELの需要は確実に減りました。
そして今や携帯電話でTVを見ることもできますし、
PCでもTVを見ることができます。
いずれは全て無線化の道を歩むのかもしれませんね。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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posted by テリー at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 住宅設備
この記事へのコメント
最近はないと思いますが
ケーブルや端子は「地デジ対応」と施行前にいっておくこをとお勧めします。
地デジなどは高い周波数を必要とするため、対応していないと見れない場合(スカパーでみれない高い帯域チャンネル)がありますので・・・
とくに分配器は注意必要です。
我が家も13年前に施行するときにメーカーへ依頼しました。(その点がメーカ対応が抜けており・・・あとで交換してもらいましたが)
Posted by やまちゃん at 2011年02月06日 12:55
やまちゃん様、おはようございます!!

> 最近はないと思いますが
> ケーブルや端子は「地デジ対応」と施行前にいっておくこをとお勧めします。

はい、私も8年前に自分でTVアンテナを立てたときに
初めて地デジ用の規格があることを知りました。
ケーブルの値段も少し高かったので、一瞬躊躇しつつも、
地デジ用のケーブルを購入した記憶があります。

やっぱり上の規格の方が何かと安心ですね。

貴重な経験を教えていただき、
ありがとうございました!!

Posted by テリー at 2011年02月07日 06:45
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