2010年12月05日

クレーム探し。。。その2

 
・・・ クレーム探し。。。その1 の続きです。


ここで、言いたくはないけれど、事実を言わなければなりません。

みなさんが今住んでいる家、あるいは建築中の家は、
厳密に言うと、、、
必ずしも完璧な水平でもなければ、完璧な垂直でもなく、
直線のように見えるところも、直線ではありません。
また、直角のように見えるところも、厳密には、直角ではありません。

「エッ〜〜〜〜!?」という声が聞こえてきそうです。
でも、間違いなくその通りです。

正確に言うと、ある誤差の範囲内に収まっているだけなのです。
もちろん、この誤差は、どの業界でもあります。

ただ、建築の場合は、家を完成させるまでの間、
施主様が自分で確認できるということと、
モノが適度な大きさなので、割と簡単に調べることができるからです。

例えば、携帯電話の中を開けて、クリアランスの寸法を一々測る人はいないでしょうし、
車のエンジンルーム内で、ボルトの位置が0.1ミリずれているからといって、
苦情を言う人もいないと思います。

それらは機能的には、全く問題がないからです。

住宅も同様で、
家全体での床の不陸度合いが、プラスマイナス3ミリぐらいだったら
ボールが転がることもありませんし、戸が閉まりにくくなることもないでしょう。

また、ボルトの位置が他の部材を避けるために何ミリかずれていたとしても、
ボルトの機能としては何の影響もありません。

むしろ、天井なんかは意図的に少し真ん中を持ち上げて施工するぐらいです。
また、引き戸の鴨居も同様です。
つまり、、、水平ではないんですよね。

でも、機能的には全く問題がないどころか、
むしろ必要なことだったりします。

他にも、室内やサッシの引き戸は閉めた状態でも、
必ず(1ミリ以上の)クリアランスが設けてあります。

このクリアランスがないと、引き戸の開け閉めができなくなりますし、
わずかな砂やホコリが噛んだだけで、カギをかけることすらできなくなってしまいます。


しかし、これらを測られて、
「水平じゃないなんて、おかしい!!」
「まっすぐじゃないのがおかしい!!」
「すきまが空いているのはおかしい!!」
と言われても施工した側は困ってしまいます。

そして、その家に住んでいるお客様自身も
「自分の家は欠陥住宅なんだ・・・。」と
誤解したまま、自虐的に住み続けていくことになり、
それこそ、不幸そのものといえるでしょう。


住宅の建築には、様々なトラブル発生が予想されるので
必ずしも解決が簡単なものばかりではないでしょう。

でも、せめて、自分が住む家ぐらいは、
「やっぱり我が家が一番!!」といえるようになりたいですね。


・・・ クレーム探し。。。その3 に続く。


★今日のテリー語録

「信用していたのに・・・。」

クレーム探しをしてしまうお施主様は決まってそういうのですが、、
その割には、なぜか、、、
「契約したときから、何かおかしいような気がしたんです!!」
と、着工前からクレーム探しをする人もいるようです。
つまり、最初から信じていなかったことになると思うのですが・・、いかがでしょう??
やはり、本気で相手に託すことを決めたときに、契約するのが一番だと思います。

 
posted by テリー at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅カウンセリング
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