・・・ みなさんの家には、TVが何台ありますか? その1 の続きです。
「家族の会話がないんですよ・・。
子供たちも私と話したがらないし・・、一体何がいけないのでしょう?」
「一体、何がいけないのか・・?」
リビング内の様子をしばらく観察していたので、
ある程度、察しはついたのですが、
せっかくの機会なので、もう少し詳しく聞いてみることにしました。
私 「この家で、TVがついていない時間はあるんですか?」
私 「そうですか・・。じゃあ、朝最初にTVをつけるのは誰ですか?」
主人 「家内ですかねー? ついていないときは私がつけますけど。」
私 「お子さんも朝からTVを見ているんですか?」
主人 「時計代わりに見ているような感じですねー。」
私 「時計代わり・・ということは、直視しているわけではないのですね?
じゃあ、TVを見ながら何をしているんでしょう?」
私 「そうですか・・。ちょっと質問を変えましょうか。
お子さんができる前は、TVをつけていなかったのですか?」
私 「その頃、TVをつけていたのは誰ですか?」
主人 「私だったと思います。
朝はニュースを見ながら、時計代わりにもなっていましたし、
仕事から帰ってきてからは、ビールを飲みながらナイターを見るのが好きでしたので・・。」
私 「その後、お子さんが生まれても、特に変わりはなかったんですよね?
お子さんがまだ小さい頃は、ご主人に話しかけたりしていたのではありませんか?」
主人 「そういえばそんなこともあったような気もします。
でも・・・、あまり話した覚えはないな〜・・。
アレッ!?、ひょっとして・・・? (何かを思い出したようです。)
子供たちが家内とばかり話していて、私に何も話さないのは、
ひょっとして私が今までTVばかり見ていて、子供たちから何か話しかけられても
まともに答えなかったせいでしょうか?」
主人 「わかりました。これからは子供たちから話しかけられたら、ちゃんと答えるようにしますよ!!」
私 「子供たちが話しかけてくれればいいのですが・・・。」
主人 「そうだった・・・。今は全然話しかけてくれなかったんだー!!
じゃあ、どうすればいいのでしょう??」
私 「ちょっと荒療治をしてみますか?
まず、家庭のTVをリビングの1台だけに減らしましょう。
それと、夕食時はTVをつけないことにしましょう。」
主人 「エ〜〜〜!? それは無理ですよー!!
家族に反対されますからー!!」
主人 「いや・・・、でも・・・、音がないのは寂しいなあ。
それに、他のTVはどうすればいいんですか?」
私 「よろしければ私がもらうこともできますけど・・、(笑)
とりあえず1ヶ所にすべて集めておけばいいでしょう。」
ご主人は早速奥様に協力を仰いだところ、
最初はTVが1台だけになることに難色を示した奥様も、
「とりあえず、やってみようか・・。」ということになったそうです。
・・・ みなさんの家には、TVが何台ありますか? その3 に続く。
★今日のテリー語録
今回は、お父さんの例でしたが、
お母さんでも意外と答えられない人もいるようです。
まずはお子さんのことを知ることから始めてみましょう。
今日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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