私が住んでいる北陸地方は、いわゆる積雪地です。
近年はずいぶん減ってきたとはいえ、それでも冬になれば、
普通に雪は降りますし、積もる年はそれなりに積もります。
これまでず〜っと地元に住んでいる方は、雪の降るタイミングや
積雪地での車の運転や装備などはよくご存知だとは思いますが、
転勤などでやむを得ず、首都圏や大都市圏から引っ越してきた方も当然いらっしゃると思います。
そこで今回は、北陸で車を運転する場合には必ず必要になる、
スタッドレスタイヤのお話です。
今回は、わかりやすいように、Q&A方式にしました。
Q1. スタッドレスタイヤはどうしても必要なんですか?
冬に車に乗る必要があるのなら、必ずスタッドレスタイヤに交換してください。
もちろん、その年によっては、雪がほとんど降らない年、もしくは
雪が降ってもほとんど積もらない年がありますが、
それでも気温が低下してくると、路面が凍結するところが出てきます。
特に山間部や一日中日陰になる斜面などは凍結しやすいので、
万一の事故を回避するためにも、スタッドレスタイヤは必須となります。
Q2. 雪が降ってから、スタッドレスタイヤを買いに行けばいいですか?
いくら積雪地でも、初雪が降った瞬間、
ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドは、タイヤ交換待ちの車で一杯になり、
1〜2時間待ちとか、場合によっては、断られるケースまで出てきます。
特に1月以降は、いざ買おうと思っても、すでにそのサイズが売り切れ!ということもあります。
たとえ雪がまだ降らなくても、11月から12月には買っておいて装着した方が確実です。
Q3. スタッドレスタイヤはいつ頃買うと安いですか?
安くなるまでギリギリまで待とう・・なんて、決して考えないでください。
確実によく出るサイズは売り切れて店頭からなくなっています。
また、雪が降ってくると、放っておいてもどんどん売れるので
店側にしてみれば、わざわざ安くする必要がないのです。
早ければ早いほど、早割が効いて安くなりますので、
できれば11月末までに購入した方が、安値で買えます。
Q4. スタッドレスタイヤは、雪にすぐ効くのですか?
普通のタイヤでもそうですが、「慣らし走行」といって、表面の一皮を剥かないと
雪道での性能を発揮してくれません。
時速80キロ以下の丁寧な運転で、普通の路面を最低100キロ以上は走ってください。
それで、本来の性能を発揮できるようになります。
Q5. サイズは標準タイヤと同じですか?
夏タイヤはインチアップをされている方もいると思いますが、
スタッドレスタイヤでは危険ですから、間違ってもインチアップはしないで下さい。
(まあ、値段的にも、とてもインチアップする気にはならないと思いますが・・。)
標準タイヤ、もしくは下級グレードに設定があるタイヤサイズにしてください。
個人的な経験からいいますと、(同一車種、同一銘柄での感想です。。)
北陸の雪道ではサイズダウンした方が、さらに安定した効果を実感できます。
ついでにお財布にも優しいです。(笑)
サイズダウンの例: 215/60R16 → 205/65R16
195/60R15 → 185/65R15
また、可能であれば (ディーラーで確認してくださいね。)、
ホイールの1インチダウンをお薦めします。
インチダウンの例: 215/45R17 → 205/55R16 → 195/65R15 とか、
215/55R17 → 215/60R16 → 205/70R15 など。
参考になりましたでしょうか?
実は、まだまだ続くんですよね〜。(笑)
★今日のテリー語録
雪国で生まれ育ったせいでしょうか?
暖冬で雪が全く降らない年が続くと、やっぱり寂しいんですよね〜。
私が幼少の頃は、毎年必ず雪が積もったので、いろいろな雪遊びをしていましたから。
今の子供たちは、雪遊びしたことがあるのかな?
今日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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