「おまえはバカか?
何で大学まで出てわざわざ職人になるんだ??
そんな汚くてしんどい仕事をやる必要がどこにある??
ブランドもののスーツを着て、
かっこよくスマートに商談やプレゼンをこなすんじゃなかったのか?
そして実績を買われて海外に赴任するんじゃなかったのか?
商社に行けばそうなるんだぞ!
仮に商社じゃなくてもふつうの企業でも海外に出張したり、
海外転勤はいくらでもあるだろう!」
左脳のいうことは誠にもっともです。
非常に道理にかなっています。
また、私自身はとても手先が不器用だと自分で思っていたので、
そんな自分が職人をするとは到底思えませんでした。
仕事場ってどこだろう?
やっぱり人里離れた山奥で仙人みたいに生きていくのだろうか?
よく知らないけど、きっと給料も少ないだろうし、
素敵な女性とデートするというライフプラン?からも大きく外れそうです。(笑)
しかし、「何の脈絡もなく」出てきたイメージ・・、
しかも現在の自分との接点は全くない・・、
そのこと自体に何か意味があるような気がしてなりません。
私は左脳のいうことの一つ一つにうなずきながらも
最終的な結論は、右脳的な「イメージ」の方を取ることに決めました。
その後、私は一切の就職活動をせずに、自宅に送られてきた大量のリクルートや
大手企業からのダイレクトメールを廃品回収に出すために整理しはじめました。
(透明の封筒は出せないといわれたので・・。)
結果として段ボール箱3つ分ぐらいは処分したでしょうか?
大学4年の6月頃になると研究室でも同期の学生たちの内定報告が入り始めました。
もちろん私のように就職せずにログビルダーなどの職人になる!・・という者は一人もいません。
私が話すと、不思議そうな顔をされたり、
「素敵ですねー。」と表面上は繕ってくれる方が多かったです。
マジメな後輩にいたっては、
「すいません!!僕は先輩の生き方に憧れていますけど・・、
就職に関してだけは、どうしてもそれはできないんです!!
本当にすみません!」・・と言いながら逃げていく始末です。。。
(誰も、「同じことをしろ!」なんて言ってませんが・・。)
でも、「右脳的」イメージを選択したことは、結果としてとても近道になりました。
当時の私は、極度のコンプレックスから自信喪失に陥っていました。
同期の学生たちと自分を比較する度に
「何をやってもうまくいかない・・、生きていてもいいことはない・・。」
と思っていたぐらいです。。
しかし、卒業後すぐに大工の見習いを始めたことで、
2年後には、カナダという言葉も習慣も違う国で働くだけのスキルを身につけ、
最初は言葉も通じなかった異国の地で、実力を認められたことをきっかけに、
大きな自信を持つことができました。
他にも、様々な人種の人と一緒に働いたことで、発想の幅や器を大きく広げることもできました。
このことは私の価値観にも大きな影響を及ぼし、今でもいろいろな場面で役に立っています。
後から考えても、これだけ短期間に自分のコンプレックスを克服し、
「自分が幸せになれるんだ!」という絶対的な確信を持てるようになったのは、
まちがいなく右脳的な選択をしたおかげだと思っています。
★今日のテリー語録
右脳的な選択をすると、ほぼ確実に周りの人から反対されると思います。
理解してもらおうと説明しようにも、決めた自分自身でも理解できないので、
説明にも困ることでしょう。
でも、無理に説明しなくてもいいんですよ。
・・理由は後から分かりますからね。
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