先日から始めました、愛の住宅カウンセラーが問う
住宅の「こんなものいらない!」第2弾です。
4つか5つぐらいかな?と思っていたのですが、
考えてみると結構ありました。
さて今日は、「キッチンの床下収納庫」です。
「それはあった方がいいのでは?」という声も聞こえてきそうです。
あえて断言させていただきます。「いりません!!」
お客様から「床下収納庫を作ってほしい。」と要望があがると
住宅会社の方ではたいていは、既製品の床下収納庫セット
(60cm角、旧松下電工製・現パナソニック製)
を注文します。
その床下収納庫のフタは
大工さんがフローリングなどキッチンの床材をはめ込むのですが、
他の床部分はしっかりとした2重構造なのに、
なぜかここだけは1重構造の床材だけになります。
ですから歩くたびに
「フワフワ・・、ギシギシ・・・。」
と音を立ててたいへん不快です。
先週のブログでも取り上げましたが、キッチンは毎日使うところです。
そして床下収納庫そのものの設置場所はたいていキッチンのシンクの前など、
なぜか必ず踏みつけるような所に作られてしまいます。
(その方が作りやすいという作り手の都合もあります。)
他の床がしっかり作ってあればあるほど、その部分の安っぽさが目立つようになります。
それでも使いやすい収納であればまだ我慢もできるかもしれません。
力学的にどうこういう以前に、床よりも下の物を取るという行為、
そしてその時の体勢がどれだけ腰に無理がかかるか何となくでも分かると思います。
ご年配の方に限らず、私のような腰痛持ちにとっても避けたい体勢です。
実際に設置してある家は多いのですが、みなさんとても正直です。
床下収納庫は床下の点検口も兼ねているので、
メンテナンスの際に開けさせていただくのですが、
これまたすごいものが出てきます。
・いたるところから芽が出た後に腐った、元・ジャガイモ
・芽が出たチューリップの球根のようにも見える、元・タマネギ
・太いワラのようにも見える、元・ネギ
・黒い石ころにしか見えない、元・里芋 などなど
ちょっとしたお化け屋敷よりもスリルがあります。
もっともフタを開けても空っぽのことも多いのですが、
いずれの場合もまともに使われていないことになります。
もっとも、住宅のメンテナンス、特に水回りの点検を考えると、
床下点検口(45cm角もしくは60cm角)はぜひとも必要ですが、
それであれば、別にキッチンである必要はなく、
洗面脱衣室や家事室でも構いません。
ですから、「床下収納庫はいらないが、床下点検口は作ってください。」
と言いたいのです。
もし特殊事情があって、どうしてもキッチンに作らざるを得ないときは、
大工さんによりしっかりした収納フタを作ってもらいましょう。
(※写真のフタは大工さんに作ってもらったものです。)
フタそのものは確実に重くなりますが、
歩いてもビクともしない床同然の収納フタになりますので
ふだんのストレスは確実に減らせます。
★今日のテリー語録
「誰も見ていない。絶対に誰にもばれない。
そんなあなたをあなた自身が知っている。」
悪いことはできないものです。
すぐにばれるか、あるいはその恐怖におびえ続けることになります。
どちらにせよ、幸せからはほど遠い人生を送ることになります。


いつも参考にしてくださるとのこと、
たいへんありがたく思っております。
さて、ご質問の点検口の移動の件です。
間取りが分からないので、絶対に大丈夫です!と言いきれない部分もありますが、
点検口からキッチンの真下まで人間が入っていけるのであれば、特に問題はないかと思います。
また、キッチンの排水つまりなどのトラブルで床に穴を空けたことは
私の経験では一度もありません。
排水が詰まりやすいのは、キッチン直下の曲がりの部分から数十センチ程度なので
キッチン直下の配管を外すことで直接掃除ができるからです。
(実際に立ち会った経験より)
どうしても工務店さんが嫌がるようであれば、
既製の点検口ではなく、上の写真のように大工さんに
しっかりとした木製の点検口を作ってもらえばよろしいかと思います。
また気になることがございましたら、
何なりとお問い合わせください。
中居様が納得のいく家作りができるようお祈り申し上げます。
コメントいただきありがとうございました。