・・・ 気持ちよく眠るために必要なこと。その3 の続きです。
睡眠の善し悪しは、健康に大きな影響を及ぼします。
眠るときの室温を上げるだけでヒートショックのリスクを減らし、
インフルエンザや風邪にも効果を発揮します。
以前紹介した近畿大学建築学部の初代学部長、岩前篤教授の研究によると、
断熱性能を上げることで、高血圧性疾患、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、
糖尿病、心疾患、脳血管疾患が大きく減るという結果が出ています。
つまり住まいの高断熱化を心がけることで、
健康な住まいが実現するということ。
薬やサプリメントに頼るのがいけないとは言いませんが、
薬害や副作用がやっぱり気になります。
人間が本来ある姿でより健康になれる方が
はるかに理想的ではないでしょうか?
睡眠障害やいろいろな病気で悩んでいる方には、
何よりも先に今住んでいる住環境を
高断熱化することをお勧めいたします。
高断熱工事には確かにお金はかかりますが、
先週お話しした、「住宅ストック循環支援事業」を使えば、
国から大きな補助金ももらえるので、お財布の負担を軽くすることができます。
詳しくは断熱や補助金に詳しい住宅会社さんや工務店さんに相談してみてください。
きっとみなさんの健康に役立つ提案をしてくれますよ。