2016年11月29日

気持ちよく眠るために必要なこと。その2



不眠の原因として挙げられているのは、ストレスや病気、生活習慣などですが、
意外と見逃されるのは「寝室の室温」です。

実験によると布団や毛布を重ねることで室温3℃までなら一応は眠れるそうですが、
室温が低いと呼吸によって体温が下がり、睡眠の質が極端に悪化してしまいます。
また布団や毛布を重ねすぎると、寝ている間に寝返りを打ちにくくなるので、
そのこと自体が快適な睡眠を妨げてしまいます。

実は人が眠りにつくのは、体温が低下した時。

だいたい夜の9時頃から体温が低下し、
それに代わって睡眠を促進するホルモン『メラトニン』の分泌が高まります。
そして、明け方の6時頃になると体温は上昇し、
反対にメラトニンの放出が抑えられて目が醒めるのです。

この身体のリズムを外界からの刺激で崩してしまうと、
不眠の原因になってしまいます。

特に50歳以上の方の場合は、寝室の暖房がもったいなく感じるため
布団を何枚を重ねたり衣類を重ね着する、
湯たんぽなどで布団の中だけを温める傾向が強いのですが、
布団の中と部屋の温度に大きな差があると、
夜中に目覚めてトイレに行きたくなることが増えていきます。

仮に布団の中が快適と言われる33℃だったとして、
真冬に目覚めて布団を出たときの室温が10℃程度、
廊下に出ると5℃〜8℃、トイレの中は5℃程度と、
20℃以上の温度差があると血圧が一気に急上昇して
ヒートショックを起こしてしまいます。

実はトイレやろうかで倒れる方ってけっこう多くて
脳卒中や心筋梗塞の危険が高くなります。

快適に眠ることができる室温は、冬場であっても18〜23℃の範囲が目安です。

冬場の室温がこの範囲なら布団を何重にも重ねたりしなくても、
布団の中は快適温度と言われる33℃程度にできます。
また室温が18〜23℃の範囲にあれば、
呼吸を通じて気管や肺の中に入る空気も冷やされません。

寝ている間も自然な寝返りを妨げることもなく適切な体温調整もしやすくなり、
快適に深い眠りにつくことができるのです。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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posted by テリー at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 高気密・高断熱
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