・・・ 陰山先生に学ぶ、子育ての極意「笑顔」。その2 の続きです。
教育はすごくうまくいくようになったと感じています。
2003年頃、PISA(OECDによる15歳児の学習到達度調査)ショックといわれるように、
日本の順位が下がった時期がありました。
しかし2012年の調査では日本は上位に返り咲いています。
また、私自身、実際に子どもたちと接している印象としても、
最近の子どもって良いなと感じています。
【なぜ子どもたちの学力は伸びたのか?】
基本的な生活習慣を整えようという風潮が高まってきたことが影響していると思います。
つまり大人たち自身が、「当たり前のことを、当たり前にやろう」という意識になって、
学習や生活の正しい形が習慣化し始めたのです。
習慣化すると、肩に力を入れることなく取り組めるようになるので、
子どもは力が発揮しやすく、自然に伸びるようになるのです。
大事なのは、一に睡眠、二に食事です、三・四がなくて、五に勉強といったところですね。
まず、しっかり寝かせましょう。
上手に睡眠を取ることは学力向上の肝です。
「睡眠を削って勉強させたら、学力は落ちるだけ」
ということを親はしっかり認識したほうが良い。
次に、食事です。
学校は午前中の4時間をいかに集中できるかが勝負ですから、
朝ご飯をしっかり食べさせましょう。
また私は、「1週間に70品目、子どもに食べさせる」ということをお薦めしています。
知り合いの女性編集者がそれを実践したところ、
学力も体力も気力もばっちりな子に育ったと聞きました。
みなさんお忙しいとは思いますが…。
【お父さんに期待されることは?】
お父さん自身の笑顔ももちろん大事ですが、
「お母さんを笑顔にすること」もお父さんの大事な役割ではないでしょうか。
私自身あまり良い父親ではなかったので偉そうなことは言えませんが・・・・・・。
以前、東大生の親御さんとお話しする機会があったのですが、
お母さんに対してあれこれ要求するのではなく、
「うちはこれで良いんです」とにこにこ語るお父さんの姿が印象的でした。
夫婦そろって非常に朗らかなご家庭で、これは良いなと思いました。
やはり、まず親が笑顔でいること、幸せでいることが大事なのだなと感じました。
教育者として有名な陰山先生が、
お母さんの笑顔がいかにお子さんのやる気を引き出すか、
さらに基本的な生活習慣が自発的な学習にも効果的であることを
お話しされたのはとても意義深いな〜と感じましたが、
みなさんはいかがでしたでしょうか?
学力そのものも大切ですが、
笑顔と基本的な生活習慣は一生ついて回るものなので
テリー家でもしっかりと取り入れていこうと思いました。
「これはいいな♪」と思ったら
ぜひ一つでも取り入れてみてくださいね。