2016年01月05日

家を建てたなら、確定申告をしましょう。その1


昨年、住宅を新築、あるいはリフォームをされたみなさん、
おめでとうございます。
念願の新居での生活はいかがでしょうか?
新しい間取りや設備機器にもようやく慣れて
ホッとしている頃かもしれませんねー。

さて、ホッとしているところを申し訳ないのですが、
年が明けたらやることがあります。
それは、確定申告です。
「え〜〜!? やったことないよー!!」
「年末調整じゃダメなんですかー!?」
・・という声も聞こえてきそうですが、
通常の扶養控除や配偶者控除と違い、
住宅新築あるいはリフォームの場合は、
それを証明するためにさまざまな書類を用意する必要があります。


「確定申告しなかったらどうなるんですか?」

まず、一番大きなこととしては
住宅ローン控除が使えません。
「住宅ローン控除」とは、
マイホームを一定の条件のローンを組んで購入したり、
省エネやバリアフリーなど特定の改修工事をしたりすると、
年末のローンの残高に応じて「税金が還ってくる」制度のことです。
年末の住宅ローンの残高の1%がその年の所得税から10年間控除されるのです。

仮に10年後の年末の住宅ローン残高が2000万円以上だとすると
毎年の所得税が20万円以上、
もしそこまで所得税を払っていない場合でも
今度は住民税から控除されるので、
ざっくりと・・ですが、10年間で200万円ものお金(税金)が戻ってきます!
これは大きいですよねー。

確定申告をすることで、
●どれぐらいの価格の家を買ったのか?
●どのぐらいのローンを組んだのか?
●主人単独、それとも夫婦でローンをくんだのか?
・・というさまざまな情報を税務署に伝えることで
住宅ローン控除が初めて使えるわけです。
10年以上の住宅ローンを組んで家を建てるなら、
確定申告は必須となるのです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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