2015年11月10日

贈与って、知っていますか?その5


・・・ 贈与って、知っていますか?その4 の続きです。
 
Q5.「住宅の足しにしてくれ」と、勝手に親族から私の口座に
110万円を大きく超える多額のお金が振り込まれてしまったのですが、
どうすればいいですか?

ご親族の厚意は大変ありがたいのですが、
無申告のまま放置すればあなたが脱税という罪に問われてしまいますので、
次のどちらかの方法をとる必要があります。
@翌年に贈与税の申告をして、一般贈与として通常の贈与税を納付する。
A贈与にならないよう、すぐに親族の口座へお金を返した後、
 (年をまたいでしまうと即アウトです。)
 一般贈与の基礎控除110万円を目安に贈与し直してもらう。
 できれば120万円とかにしてちゃんと贈与税の申告もしてください。
 ただし税務署からは質問攻めにあう覚悟もしておいてください。

Q7.親から贈与を受けても、借りたことにすればいいと聞いたのですが?

これ、税務署から一番突っ込まれるケースです。
親からお金を借りた場合は、「ある時払いの催促なし」になることが多いため
借用書だけでなく、ちゃんとした返済計画と
市場金利以上の金利を設定する必要があります。
(目安としては年利2%以上なので現在の銀行ローンよりも高い金利です。)
またちゃんと適切に返済されている証拠も求められますから、
毎月返済されている口座の通帳の引き落とし記録も必要になります。
つまり税務署の求めに応じて、提出する書類がどんどんふくれあがるのです。
そこまで証拠を出してもなかなか税務署の疑念は取り除けませんから
素直にやめた方が無難です。

Q8.そもそも言わなきゃわからないのでは??

これもよく聞かれますが、そのときはわからなくても
なぜか何年かしたときに意外なところからわかってしまいます。
といいますのは、お金というのは受け取る側がいるということは
必ずお金を渡す側がいるわけです。
税務調査はお金の流れを調べていきますから、
お金を出した親族の取引先や、そのまた親族が税務調査にあった際に、
どんどん芋づる式に範囲を広げながら調べていくことで
あなたの方にまで調査が及ぶ可能性があるからです。
やはり税法に則った形で申告してください。

大きなお金が動く住宅購入だからこそ、
贈与税があまりかからないように適切な形での贈与と
確定申告をしてください。

なお所轄の税務署では、このような言いにくい相談にも
専門の職員が無料で応えてくれる無料相談室を設置しています。
匿名でも応えてくれますから、一度相談してみるといいでしょう。
金沢税務署 無料相談室  076-261-3221
(※通話料はかかります)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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