・・・ 健康住宅のススメ。【シックハウスにしないために・・】その1 の続きです。
シックハウスの原因は、住宅の建材に使われる揮発性有機化合物です。
揮発性有機化合物の種類は、本当に多種多様なんですが、
その中でも厚生労働省が使ってよい指針値をわざわざ定めている、
つまり毒性の高い有機化合物が13種類もあります。
揮発性有機化合物の種類は、本当に多種多様なんですが、
その中でも厚生労働省が使ってよい指針値をわざわざ定めている、
つまり毒性の高い有機化合物が13種類もあります。
具体的には、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼン、
テトラデカン、クロルピリホス、フェノブカルブ、ダイアジノン、
フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシルです。
キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼン、
テトラデカン、クロルピリホス、フェノブカルブ、ダイアジノン、
フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシルです。
2002年に建築基準法が改正されて、その際に大きく規制されたのは、
ホルムアルデヒドとクロルピリホスです。
ホルムアルデヒドとクロルピリホスです。
80年代までメジャーなシロアリ駆除剤として活躍していた
クロルピリホスは、完全に使用禁止となりました。
ホルムアルデヒドもその使用量が大きく制限されてしまいました。
しかし、それ以外の物質は今も野放し状態にされているので、
下地材である合板の接着剤とか、塗装に使われる溶剤なんかには
当たり前に使われているわけです。
クロルピリホスは、完全に使用禁止となりました。
ホルムアルデヒドもその使用量が大きく制限されてしまいました。
しかし、それ以外の物質は今も野放し状態にされているので、
下地材である合板の接着剤とか、塗装に使われる溶剤なんかには
当たり前に使われているわけです。
それと、厄介なことに、揮発性有機化合物は室温が上がれば上がるほど、
内部からどんどん出てきて空気中に漂うようになるので、
完全に排除するまでには何年もの期間が必要になってきます。
その間、中に住んでいる人は、
それら揮発性有機化合物を吸い続けることになるわけです。
内部からどんどん出てきて空気中に漂うようになるので、
完全に排除するまでには何年もの期間が必要になってきます。
その間、中に住んでいる人は、
それら揮発性有機化合物を吸い続けることになるわけです。
ちなみに住宅はまだ2種類は規制されているのですが、
みなさんが入居してから購入する家具やカーテンは
全く規制されていないので、本当に要注意なんです。
みなさんが入居してから購入する家具やカーテンは
全く規制されていないので、本当に要注意なんです。
これらを実感できるのは、家具をたくさん置いてあるお店と、
あるいはホームセンターの資材置き場です。
明らかにふだんと違うニオイが充満しているのですぐにわかると思います。
あるいはホームセンターの資材置き場です。
明らかにふだんと違うニオイが充満しているのですぐにわかると思います。
もっともこれらの場所は半屋外だったり非日常の空間ですから、
その場所を離れてしまえばいいのですが、
これが冷暖房の効いた家の中だったりすると、
もはや逃げるところがありません。
そのせいでしょうか?、
いまや子供たちの3人に一人はぜんそくやアトピーなど
何らかのアレルギーを持っていますし、
大人でも花粉症の人は多いですよね。
いまや子供たちの3人に一人はぜんそくやアトピーなど
何らかのアレルギーを持っていますし、
大人でも花粉症の人は多いですよね。
・・・ 健康住宅のススメ。【シックハウスにしないために・・】その3 に続く。